>警察官:絵に描いたような殺人教唆に、片方は現状まだ殺人未遂。昼行灯のオレと言えども、流石にそれは見過ごせないなあ。
と、言いたいところではあるが、今のオレは本庁の捜査一課に所属している訳ではなく、派出所に左遷された普通の警察官だ。残念ながら、その駅がある地域は完全に管轄外なんだよなあ。
>ヒマ人:せっかくだから、ボクは見に行こうとするかなー なかなかライブで見れるものじゃないし、今後の参考のためにも雰囲気とか肌で感じてみたいって思うんだよねー
>ミカエル:ちょっと、お待ちになって。その凶行は、どんな理由で実行されるんですの?ただの快楽殺人であれば、正義の鉄槌と認めることはできませんわ。私は娯楽のために殺人を犯すことには賛成しかねます。織田Nさんには正当な理由があるため、どんな方法で報復しようとうも肯定しますけれども。
ミカエルが会話に参加し、全員が揃うことになった。
ミカエルの主張はもっともだと思った。私と同等の理由があれば、どんな方法で殺してしまっても問題はない。しかし、ただの趣味や娯楽の一部として他人を殺す、という行為には疑問が残る。やはり、死なない程度で我慢するべきだ。
>シリアル:では、主が犯行に及ぶ理由を説明しましょう。「よくある話」ではありますが、ニュースやドラマではなくリアルに存在すると全く笑えません。
その部屋の主は35歳男性、ごく普通の会社員です。彼女いない歴イコール年齢という、女性に対する経験値が乏しく、まだ女性に対する理想や願望が強く残っている状態ですね。真面目な性格で遊び歩くこともなく、自宅でWEB対戦のゲームに参加することが趣味と聞いています。そのため、将来の結婚に向けて、1000万円以上の貯蓄をしていました。本当に、ごくごく普通の方だと思います。最初にお話しをしたときには、自分を責めて死に場所を探していましたから。
本当によくある話ですが、最後まで聞いて下さい。
主は時間を潰すために、たまたまライブ配信を覗きました。そのライブ配信をしていた女性に一目惚れをし、認知してもらうために高額の投げ銭を繰り返したことが始まりです。1万円、2万円、3万円と投げていると、当然、認知されます。名前を呼ばれ、話し掛けられ、さらにお金を投入。そうしているうちに、配信者から主宛にメールが届きました。
「いつも応援ありがとうございます。一生懸命頑張りますので、これからもよろしくお願いしますね」
主は、それまで以上に投げ銭をし、配信を盛り上げるためにコメントをし、他のリスナーとも積極にコミュニケーションを取ったそうです。そして、運命を変える2通目のメールが届きます。
「いつも応援ありがとうございます。一生懸命頑張ってきたのですが、配信を辞めるかも知れません」
その内容に焦った主は、当然のように急いで返信をしました。一生懸命に応援をしてきた配信者です。もう、その配信が無ければ生きていけないほどに、どっぷりと浸かっていたようです。配信を辞める原因を取り除きたいと、必死に理由を問い質しました。
「実は、配信者と活動している以外に夜の店で働いているんですけど、そっちの売上げが悪くて、お店から配信を辞めろって言われているです。あ、いかがわしいお店ではないですよ!!」
主はそのお店の場所を聞き、配信だけではなく、リアルのキャバ嬢にもお金を使うことになりました。そう、配信者は高級店のキャバ嬢でした。性質が悪いのは、触らせないにも関わらず「彼女」だと言い、恋愛経験の少ない主を自分の虜にしたことです。家族が入院した等の理由で主からお金を借り、さら週に何度もお店に通わせて高額のお酒を入れさせ続けさせたことです。
しかし、当然のことながら、そのような生活は長く続きません。主の貯蓄にも限界がありますし、実際に貯蓄を使い果たした後は300万円以上の借金までしていました。そして、ついに全てが発覚する日が訪れます。偶然、主が配信者の裏アカウントを見付けたのです。「バカな男から搾取した金で贅沢三昧」というタイトルで、主が渡したお金の使い道や、主を蔑む言葉が延々と綴られていたのです。それを見て絶望した主はネットを彷徨い、偶然このサイトに辿り着いたそうです。そして、たまたま参加した私に「どう死ぬべきか」と訊ねてきました。
その配信者は資金を得たため夜の仕事を辞め、今は昼間の仕事に転職しています。
よくある話ではありますが、本人から直接話しを聞くと流石に込み上げてくるものがあります。
シリアルの長い説明を聞き終えた私は、率直にその配信者が殺されるべき人間だと思った。もし私がその部屋の主であったら、間違いなく殺すことを前提に準備をしている。その状況で、気付かなかった自分が悪いとか、恋愛経験が乏しかった自分が悪いとか、簡単に信じた自分が悪いとか、そんなことは絶対にない。自分を責めて、反省して、死に場所を探すなんて絶対におかしい。殺されても仕方がない人間はいるし、殺してもいい人間もいる。
>ミカエル:それは、疑う余地もなく、正義の名の下に鉄槌ですわね。
>ヒマ人:ヤバイねえー それは、刺されても仕方ないかなー というか、ボクも刺したいよ。
>警察官:はあ・・・そういうヤツは法の下では守られてるからなあ。下手すりゃ、その主の方がストーカーだの逮捕されるパターンだな。弱い立場の人間を守らなきゃならいのに、法律は犯罪者を守ってしまうんだよ。
>織田N:私、何があっても行きます。
と、言いたいところではあるが、今のオレは本庁の捜査一課に所属している訳ではなく、派出所に左遷された普通の警察官だ。残念ながら、その駅がある地域は完全に管轄外なんだよなあ。
>ヒマ人:せっかくだから、ボクは見に行こうとするかなー なかなかライブで見れるものじゃないし、今後の参考のためにも雰囲気とか肌で感じてみたいって思うんだよねー
>ミカエル:ちょっと、お待ちになって。その凶行は、どんな理由で実行されるんですの?ただの快楽殺人であれば、正義の鉄槌と認めることはできませんわ。私は娯楽のために殺人を犯すことには賛成しかねます。織田Nさんには正当な理由があるため、どんな方法で報復しようとうも肯定しますけれども。
ミカエルが会話に参加し、全員が揃うことになった。
ミカエルの主張はもっともだと思った。私と同等の理由があれば、どんな方法で殺してしまっても問題はない。しかし、ただの趣味や娯楽の一部として他人を殺す、という行為には疑問が残る。やはり、死なない程度で我慢するべきだ。
>シリアル:では、主が犯行に及ぶ理由を説明しましょう。「よくある話」ではありますが、ニュースやドラマではなくリアルに存在すると全く笑えません。
その部屋の主は35歳男性、ごく普通の会社員です。彼女いない歴イコール年齢という、女性に対する経験値が乏しく、まだ女性に対する理想や願望が強く残っている状態ですね。真面目な性格で遊び歩くこともなく、自宅でWEB対戦のゲームに参加することが趣味と聞いています。そのため、将来の結婚に向けて、1000万円以上の貯蓄をしていました。本当に、ごくごく普通の方だと思います。最初にお話しをしたときには、自分を責めて死に場所を探していましたから。
本当によくある話ですが、最後まで聞いて下さい。
主は時間を潰すために、たまたまライブ配信を覗きました。そのライブ配信をしていた女性に一目惚れをし、認知してもらうために高額の投げ銭を繰り返したことが始まりです。1万円、2万円、3万円と投げていると、当然、認知されます。名前を呼ばれ、話し掛けられ、さらにお金を投入。そうしているうちに、配信者から主宛にメールが届きました。
「いつも応援ありがとうございます。一生懸命頑張りますので、これからもよろしくお願いしますね」
主は、それまで以上に投げ銭をし、配信を盛り上げるためにコメントをし、他のリスナーとも積極にコミュニケーションを取ったそうです。そして、運命を変える2通目のメールが届きます。
「いつも応援ありがとうございます。一生懸命頑張ってきたのですが、配信を辞めるかも知れません」
その内容に焦った主は、当然のように急いで返信をしました。一生懸命に応援をしてきた配信者です。もう、その配信が無ければ生きていけないほどに、どっぷりと浸かっていたようです。配信を辞める原因を取り除きたいと、必死に理由を問い質しました。
「実は、配信者と活動している以外に夜の店で働いているんですけど、そっちの売上げが悪くて、お店から配信を辞めろって言われているです。あ、いかがわしいお店ではないですよ!!」
主はそのお店の場所を聞き、配信だけではなく、リアルのキャバ嬢にもお金を使うことになりました。そう、配信者は高級店のキャバ嬢でした。性質が悪いのは、触らせないにも関わらず「彼女」だと言い、恋愛経験の少ない主を自分の虜にしたことです。家族が入院した等の理由で主からお金を借り、さら週に何度もお店に通わせて高額のお酒を入れさせ続けさせたことです。
しかし、当然のことながら、そのような生活は長く続きません。主の貯蓄にも限界がありますし、実際に貯蓄を使い果たした後は300万円以上の借金までしていました。そして、ついに全てが発覚する日が訪れます。偶然、主が配信者の裏アカウントを見付けたのです。「バカな男から搾取した金で贅沢三昧」というタイトルで、主が渡したお金の使い道や、主を蔑む言葉が延々と綴られていたのです。それを見て絶望した主はネットを彷徨い、偶然このサイトに辿り着いたそうです。そして、たまたま参加した私に「どう死ぬべきか」と訊ねてきました。
その配信者は資金を得たため夜の仕事を辞め、今は昼間の仕事に転職しています。
よくある話ではありますが、本人から直接話しを聞くと流石に込み上げてくるものがあります。
シリアルの長い説明を聞き終えた私は、率直にその配信者が殺されるべき人間だと思った。もし私がその部屋の主であったら、間違いなく殺すことを前提に準備をしている。その状況で、気付かなかった自分が悪いとか、恋愛経験が乏しかった自分が悪いとか、簡単に信じた自分が悪いとか、そんなことは絶対にない。自分を責めて、反省して、死に場所を探すなんて絶対におかしい。殺されても仕方がない人間はいるし、殺してもいい人間もいる。
>ミカエル:それは、疑う余地もなく、正義の名の下に鉄槌ですわね。
>ヒマ人:ヤバイねえー それは、刺されても仕方ないかなー というか、ボクも刺したいよ。
>警察官:はあ・・・そういうヤツは法の下では守られてるからなあ。下手すりゃ、その主の方がストーカーだの逮捕されるパターンだな。弱い立場の人間を守らなきゃならいのに、法律は犯罪者を守ってしまうんだよ。
>織田N:私、何があっても行きます。



