『友梨佳さん、そろそろ寝る時間にしようか。もう0時過ぎてるから』
『ほんとですね。。一瞬で時間がたっててびっくりしちゃいました』
『色々話したもんね。またゆっくり話そう。毎日でもいいし』
「毎日でもいいし」。その言葉に胸がどきどきした。こんな時間が毎日夜に待ってるなんて、幸せだと感じた。全然知らない人だったのに、会話をするたびに嬉しい気持ちになり、幸せだと感じている自分がいる。そんな不思議さに戸惑いを感じるほどだった。
『またいっぱいお話ししたいです。じゃあ、おやすみなさい』
『うん、友梨佳さん、おやすみ。またね』
『はい、また!』
既読の印なのか、最後に自分が送ったメッセージにハートの文字でリアクションが追加された。きっと特別な意味なんてない。ちゃんと確認したからね、という意味でつけてくれたものなのだろう。でも、ハートにしたのは何でだろう、そんなことを考えてしまう。
(なんで、こんな気持ちになってるんだろう。まだ2日目なのに)
何となく落ち着かなくて、ベッドの上から起き上がって、背筋を伸ばした。深呼吸もしてみた。でも、一向に、胸の鼓動は落ち着いてくれない。自分の心臓が抑えられないくらいどきどきしていることに、嬉しさと驚きを感じていた。また、自分の胸に優しく手を当てる。
(やばい。。。なんでこんなにどきどきしてるんだろう)
また明日も話せるかもしれない、なんて考えているうちに、少しずつ眠気がきた。また、明日も頑張ろう、それで夜にはまた。そんなことを考えながら、ゆっくりと眠りについた。
