僕らのすべて

結局その日は何事も無かったかのように帰る時間までいつも通り3人で話していた

次の日も普通の日を過ごせると思っていた。だが、その予想は違う方向へ舵を切った。しかも、それは嫌な意味だった。
「ねぇ舞~?土日のどっちか空いてたら遊びに行かない?」
1日の最後の授業、6時間目が終わり帰りの会まで各々帰りの支度をしている途中だった。
「いいよ~。日曜なら空いてるけど、どこ行きたいの?」
舞がリュックを漁りながら唯に聞く
「新しくできたショッピングモール行かない?一緒にプリ撮ろ~よ!」
どうやら2人は隣街にできたショッピングモールに行くようだ。
「ねぇ、あそこの2人さ…怪しくない?」
「あ~ね、わかる笑」
クラスメイトがまた噂話をしている。本当は知らないふりをしていたいが、ここ数日の2-4のクラスの話はカップルの話で埋め尽くされていたので、嫌でも察してしまう。
「…奏多もそう思うでしょ?」
「何が?」
話していた1人が僕の元へ来た
「あそこの2人のこと。絶対あるよね笑」
「ん~、確信ないのにそういうこと言うのやめた方がいいよ」
「え…」
僕がそう言った瞬間、このクラスの空気が凍った