僕らのすべて

夜の20時を回った頃スマホに一通の連絡が入る。
「ん、誰だろう?」
相手を見ると悠真からだった。
LINEで「奏多ってさ、透のLINE持ってたりしない?」
「持ってるけど…もしかして欲しいの?」
「うん」
と一言送られてきた。
悠真のLINEに透のLINEを送ると
すぐさま
「あざっす!」と返信、ご丁寧にスタンプ付きで返ってきた

翌朝
教室に行ってみると何故か悠真の顔が死んでいる。
「…あのさ、悠真?」
「ぁあ?」
とんでもない返事をするので何があったか聞いてみることにした。
「あれ…」と急に半分イライラ、もう半分は悲しそうにしながら指をさして言うのでその方向を見てみると
透と他の男子が楽しそうに話しているではないか。
「あいつマジなんなん、ムカつく」
「あ~ね。あなたの言いたいことはなんとなくわかった。」
「何よ。」
「嫉妬だ。」
「は?」
まずい、何かヤバいことを言ってしまったようだ