『あいたい。』
送信ボタンを押した瞬間、自分でも驚いた。
別れて半年。
連絡を取らなくなって3ヶ月。
もう終わった恋だと思っていた。
思おうとしていた。
だけど、眠れない日は決まって彼を思い出す。
コンビニで見かけた新作のお菓子。
駅前の居酒屋。
ふと流れてきた曲。
何を見ても、あなたがいた。
スマホを見ると、画面の上には送ったばかりの4文字。
何をしているんだろう。
今さら言っても困らせるだけだ。
私は唇を噛んだ。
まだ間に合う。
指が自然とメッセージを長押しする。
【送信を取り消しますか?】
迷ったのは1分だった。
【はい】
画面から言葉が消える。
代わりに残ったのは、
『メッセージの送信を取り消しました』の文字だけ。
これでよかった。
そう言い聞かせる。
もう前を向かなきゃいけない。
そのときだった。
スマホが震える。
彼からの通知だ。
『今、仕事終わった。』
そして、
『何か送ってた?』
私は画面を見つめる。
そして、ゆっくりと文字を打つ。
『元気かなって思っただけ。』
返信はすぐにきた。
『そっか。』
『元気だよ、心配してくれてありがとう。』
昔なら、
どうでもいい話が続いていた。
私は何度か文字を打っては消した。
『うん。』
それから、通知が鳴ることはなかった。
あいたい。
その4文字が言えていたら、何か変わっていたのかな。
でも、もう一度言うことは出来なくなっていた。
送信ボタンを押した瞬間、自分でも驚いた。
別れて半年。
連絡を取らなくなって3ヶ月。
もう終わった恋だと思っていた。
思おうとしていた。
だけど、眠れない日は決まって彼を思い出す。
コンビニで見かけた新作のお菓子。
駅前の居酒屋。
ふと流れてきた曲。
何を見ても、あなたがいた。
スマホを見ると、画面の上には送ったばかりの4文字。
何をしているんだろう。
今さら言っても困らせるだけだ。
私は唇を噛んだ。
まだ間に合う。
指が自然とメッセージを長押しする。
【送信を取り消しますか?】
迷ったのは1分だった。
【はい】
画面から言葉が消える。
代わりに残ったのは、
『メッセージの送信を取り消しました』の文字だけ。
これでよかった。
そう言い聞かせる。
もう前を向かなきゃいけない。
そのときだった。
スマホが震える。
彼からの通知だ。
『今、仕事終わった。』
そして、
『何か送ってた?』
私は画面を見つめる。
そして、ゆっくりと文字を打つ。
『元気かなって思っただけ。』
返信はすぐにきた。
『そっか。』
『元気だよ、心配してくれてありがとう。』
昔なら、
どうでもいい話が続いていた。
私は何度か文字を打っては消した。
『うん。』
それから、通知が鳴ることはなかった。
あいたい。
その4文字が言えていたら、何か変わっていたのかな。
でも、もう一度言うことは出来なくなっていた。
