23:59 - 恋はいつも、あと1分だった。-

「好きです。」

たった4文字を送るのに、3ヶ月かかった。

何度も打っては消して、送信ボタンの前で指を止める。

それでも今日を逃したら、きっと一生言えない気がした。

23:59

私は震える指でメッセージを送った。

「好きです。」

取り消しは、もうできない。

心臓の音だけがやけに大きく聞こえる。

返事なんて、すぐ来るはずない。

そう思ってスマホを伏せようとした、
その時だった。

既読。

送信から3秒。

たった3秒なのに、息が止まりそうになる。

画面の向こうにいる彼が、今この瞬間、私の気持ちを知った。

そしてーー

スマホがもう一度震えた。