つらい学校を終えて、いつもの広場に向うと昨日と同じ女子高生がいた。昨日は暗くてよく見えなかったが制服は同じ学校のものだった。「あ…」と言うと、女子高生も気づき「こんにちは」と声をかけられた。「今時間ありますか?」と聞かれ「すいません。ちょっと今は時間がありません。」と答えた。遅れたらお母さんに怒られるから。すると「あなたとても暗い顔をしてますよ。」と言われ、彼女から自己紹介された。「私は亜矢李陽菜(あやりひな)です。たぶんあなたと同じ高校の1年生だからよろしくね。私のことは呼び捨てで呼んでいいよ。後これ、私の電話番後だから、何かあったら電話かけてね。」いきなりのタメ口と電話番号が渡されてドキッとしたが僕も自己紹介をする「僕は山神桜哉です。よろしく。」と言うと「それじゃあまたね」と走って帰っていった。(僕も急いで帰らないと)そう思い家まで走った。彼女、陽菜からもらった電話番号の紙をポケットに入れて。

