@中野みう
いつもの陽キャたち、美味しいお弁当、晴れてる空。教室内の雰囲気はいいように見える。
仲の良い友達、矢野もみじと話しながらお弁当を食べる。話の内容はおすすめの小説やテストのこと。恋愛のことは一切話にあがらない。
私が恋をしていないと思っているのかもしれないし、ただ私の恋に興味がないのかもしれない。
私は恋をしている。長谷航に恋をしている。頭が良くてメガネイケメンの航に私なんかが恋をするのはおこがましいと思ってはいる。けれど私は航が好きだ。
頭がいいのに天然でとてもかわいい。そういうところが大好きだ。本当にこの高校に入学して良かった。
だけど、一つ謎なことがある。どうしてゆあがこの高校に入学したのかだ。誰がどの高校へ行くのも自由だが、偏差値を10も上げたと聞いた。そんなにこの高校でしたいことがあったのかな。でもゆあはそんな様子もなく部活にも入らず普通に過ごしている。ゆあも航のことが好きだったのかなと思った。だって私がゆあと恋バナをした時に私が航の話をすると、ゆあは苦い笑みを浮かべる。ゆあも航のことが好きなのかなと察した。私は察したりすることが苦手だからこの察し方が間違っているかもしれない。
偏見だがゆあの性格なら好きな人にすぐにアタックしそうだと思う。だけど同じクラスなのにゆあと航が話しているところは見たことがない。だから私の察し方が間違ってる可能性が高い。
ゆあが最近によくこちらを見てくる。私の勘違いかもしれないが、見てくる。特に私が航のことを見つめている時に見てくる。もしかしたら嫉妬しているのかもしれない。私ことを睨んでいるのかもしれない。私の察し方は間違ってなかった。
私はゆあに嫌われてると思った。だからゆあと距離を置いた。一緒に登校するのもやめた。要するにゆあのことを避けはじめた。でもゆあが話しかけてくることはなかったし、これでいいと思っていた。たまに駅で「おはよう」と声をかけてくるが、なんだか雰囲気が怖かったからよそよそしい態度になってしまった。そんなことが積み重なってゆあは私のことが大嫌いになったんだと思った。
ある日の昼休み、いつも通りもみじと席をくっつけてお弁当を食べていた時のこと。明るい人たちに囲まれてお弁当を食べていたゆあを見ていた。楽しそうだ。ゆあも航のことを好きだったらどうしようと思う。容姿端麗なゆあを航が好きになってしまったらどうしようと思う。そう思うと自然にゆあのことを見る目、が酷くなってしまう。
ゆあの隣に座る女子が叫んだ。なんだっけあの子。たしか同じクラスの日野さんか。みんな笑ってるな。何がそんなに面白いのかな。少しイライラしてそちらを睨んでしまった。そしたらゆあが悲しそうな顔をこちらに向けていた。なんだよその顔。と思ってしまった。
その後、ゆあはトイレに行った。どうせまた切ってるんだろうな。そんな自分が傷つく人といなければいいのに。と思う。
筆箱を覗いたらシャー芯がきれていた。
放課後、買いに行こ。
いつもの陽キャたち、美味しいお弁当、晴れてる空。教室内の雰囲気はいいように見える。
仲の良い友達、矢野もみじと話しながらお弁当を食べる。話の内容はおすすめの小説やテストのこと。恋愛のことは一切話にあがらない。
私が恋をしていないと思っているのかもしれないし、ただ私の恋に興味がないのかもしれない。
私は恋をしている。長谷航に恋をしている。頭が良くてメガネイケメンの航に私なんかが恋をするのはおこがましいと思ってはいる。けれど私は航が好きだ。
頭がいいのに天然でとてもかわいい。そういうところが大好きだ。本当にこの高校に入学して良かった。
だけど、一つ謎なことがある。どうしてゆあがこの高校に入学したのかだ。誰がどの高校へ行くのも自由だが、偏差値を10も上げたと聞いた。そんなにこの高校でしたいことがあったのかな。でもゆあはそんな様子もなく部活にも入らず普通に過ごしている。ゆあも航のことが好きだったのかなと思った。だって私がゆあと恋バナをした時に私が航の話をすると、ゆあは苦い笑みを浮かべる。ゆあも航のことが好きなのかなと察した。私は察したりすることが苦手だからこの察し方が間違っているかもしれない。
偏見だがゆあの性格なら好きな人にすぐにアタックしそうだと思う。だけど同じクラスなのにゆあと航が話しているところは見たことがない。だから私の察し方が間違ってる可能性が高い。
ゆあが最近によくこちらを見てくる。私の勘違いかもしれないが、見てくる。特に私が航のことを見つめている時に見てくる。もしかしたら嫉妬しているのかもしれない。私ことを睨んでいるのかもしれない。私の察し方は間違ってなかった。
私はゆあに嫌われてると思った。だからゆあと距離を置いた。一緒に登校するのもやめた。要するにゆあのことを避けはじめた。でもゆあが話しかけてくることはなかったし、これでいいと思っていた。たまに駅で「おはよう」と声をかけてくるが、なんだか雰囲気が怖かったからよそよそしい態度になってしまった。そんなことが積み重なってゆあは私のことが大嫌いになったんだと思った。
ある日の昼休み、いつも通りもみじと席をくっつけてお弁当を食べていた時のこと。明るい人たちに囲まれてお弁当を食べていたゆあを見ていた。楽しそうだ。ゆあも航のことを好きだったらどうしようと思う。容姿端麗なゆあを航が好きになってしまったらどうしようと思う。そう思うと自然にゆあのことを見る目、が酷くなってしまう。
ゆあの隣に座る女子が叫んだ。なんだっけあの子。たしか同じクラスの日野さんか。みんな笑ってるな。何がそんなに面白いのかな。少しイライラしてそちらを睨んでしまった。そしたらゆあが悲しそうな顔をこちらに向けていた。なんだよその顔。と思ってしまった。
その後、ゆあはトイレに行った。どうせまた切ってるんだろうな。そんな自分が傷つく人といなければいいのに。と思う。
筆箱を覗いたらシャー芯がきれていた。
放課後、買いに行こ。
