命の祈り



「昨日、2人の放課後の会話聞いた。あれが本心なんだね」

そう、言ったのは。

結愛と莉愛は一瞬キョトンとしたものの、『ああ、あれか!』と納得した表情に同時に変わった。

莉愛が腕を組んで言う。

「聞かれてたんだ〜、まぁいいけど」

「軽蔑した?でもさ、事実なんだし別にいいよね」

「つーか、あたしたちでこれなら幼なじみの神楽さんこそどうなの?」

「……私?」

叶羽に対する気持ちを聞かれているのだろう。

私も、彼女に対して決していい感情を向けていたわけではない。

しかしそれを言うより前に、聞いておいて話し出す結愛と莉愛。