命の祈り



その翌日から、結愛と莉愛の2人はクラス内でも本性を隠さないようになってきた。

2人しか分からないような話で爆笑し、私をふくめた他のクラスメイトとも積極的に関わる。

昨日の会話の通り、他のクラスメイトとも仲良くしたかったが人気者だった叶羽のそばにいなければいけないので、溜まりに溜まった本心が押し寄せてきたってところだろう。

正直、くだらない。

利益やメリットなんてちっぽけなもののために、根本から合わない叶羽といなければよかったのに。

そう思いながら、昨日取りに行けなかった机の中のイヤホンを手に取る。

スマホはポケットにある。

また『命に嫌われている』を聞こうと、イヤホンを耳に挿そうとした時。