命の祈り



「てか、悲しんでないわけ?一応、叶羽と仲良いのにさ」

莉愛の言葉に、イラッとする。

だれもが神の決めた〝幼なじみ〟という肩書きだけで、私と叶羽が仲が良いと思っていた。

友達とも仲良いとも言ってないのに、なんでそうなるのかさっぱり分からない。

急激に冷めてきて、私はスマホをポケットに突っ込んで勢いよく立ち上がった。

そのまま去って行く。

結愛と莉愛が私を呼び止めたり非難する言葉も、全部無視して。