命の祈り



「しょ、植物状態って……半分死んでいる状態のことじゃないですか!」

その時、テストはいつも学年1位の委員長がバカ正直に声を上げた。

それが、いけなかった。

「は?半分死んでるってどういうことよ!?」

結愛が、隣の席である委員長に詰め寄る。 

「え、えっと……息はできるけど、目は覚まさない。覚ましたとしても、状況によっては言葉を理解できない可能性もある……ことです。親が医者なので、覚えてて……」

結愛の気迫に押されながら、たどたどしく言う委員長。

しかし、皮肉にもその分かりやすい説明のせいで、さらに悲痛な声が上がる。