命の祈り



ほぼパニック状態な米田先生を落ち着かせる大木先生の後を着いて行くと、たどり着いたのは1階の端にある扉の前。

「――カウンセラー室……?」

ネームプレートに書かれた言葉を読み上げると、大木先生がうなずく。

「えぇ、ここは生徒のスクールカウンセラーを行う部屋なの」

「そうなんですね」

じゃあ大木先生はスクールカウンセラーの先生なんだ、と思いながらうなずく。

そこで、あっと思った。

私がこのカウンセラー室とやらに連れて来られた理由。

もしかして、血だらけの叶羽の第二発見者だったから精神がかなり不安定な状況だと思われてる……?

私、カウンセラー受けなくても平気なのに……。

学校に来たことがそれの証明だと心の中で言いつつ、しかし拒否するわけにはいかないので私は部屋の中に足を踏み入れた