命の祈り



「神楽さん」

その時、予定表を塞ぐようにだれかがやって来た。

一瞬米田先生かと思ったが、それは違くて――

「…荒木さんたち」

結愛と莉愛だった。

「ちょっと来てくれない」

聞いているような言葉遣いだが、来ることを確定しているような語尾の強さ。

嫌な予感を感じつつ、それでも2人は先に歩き出してしまったため、私は小さくため息を吐いて着いていった。