※余韻が壊されると思うので、後日このあとがきを読むのをおすすめします。
※長文です。
『命の祈り』を読んでくださり、ありがとうございます!
作者のルージュです。
私はこの作品の設定を固め始めた頃、本編にかなり出てきたボーカロイド『命に嫌われている』にハマり始めました。
元々この曲は知っていましたが、ひさしぶりに聴いてみると歌詞の1つ1つが刺さり、この作品以上に『命』について考えさせられる音楽だと分かりました。
そして、私が執筆している中で自然と文字にしていた、『命に嫌われている』についての祈里のモノローグなんですが。
『サビはバックの音楽のように高低差が激しく一所懸命訴えている声色になるが、サビ前は平坦でイントロと同じく無機質だ。
私はどちらかといえば、サビ前が好きだった。
なぜなら、サビのようどんなに激しく命を軽く見ている人に訴えかけても、その心には響かないから。』
自分で書いておいてあれですが、私は身震いするほど共感しました。
作者自身も『命』をえらそうに語る資格などありませんし。
ボカロPのカンザキイオリさんにそういう意図があったのかは分かりませんが、私はその説を推します!
そして、叶羽が『命に嫌われている』を『難しそう』と言ったので遠回しに否定したようなことになっていますが、本当にごめんなさい……!(謝るなら書くな)。
押しつけるようで悪いですが、まだこの曲を聴いていない方、ぜひ『命に嫌われている』を聴いてみてくださいね♪
そしてあとがきを終わらせる前に、1つ作者自身の実話を言わさせてもらいます!
この物語を執筆している時、季節は5月で初夏でした。
しかし、夏だと言われても信じてしまうほど暑かったのです……。
その際に、1匹のアリが部屋の中に入って来ました。
私は自然にアリをベランダに逃がしたのですが――
ベランダは人間の足でも少し痛いくらい熱くなる温度で、そこに逃がされたアリは数秒で動かなくなり、亡くなってしまったのです。
『命の祈り』を書いている最中だったからか、私は殺人を犯した気分(かなりその通り)になりました。
そのアリは、溶けてもう姿形は見当たりませんが……実際、アリにとっては突然火に飛び込んだようなものですよね。
『命』って、叶羽のような無自覚さを持っていなくとも自分の手で消してしまうものなのかもしれません。
――と、長く語りすぎてすみません!
書きたいことが、次から次へと浮かんでしまって(いいわけ)。
では、また次の作品でお会いしましょう!
