●廃倉庫内
うねるように蠢く、巨大な黒い大蛇。
彩人(鬼形態)、低く構える。
大蛇、咆哮のような音を上げ、一気に突進。
彩人、最小限の動きで横へ躱す。
頭の中で、結衣の言葉が蘇る。
――結衣「最初は突進。そのあと、すぐ尻尾で薙ぎ払ってくる」
直後。
大蛇の尾が横薙ぎに振るわれる。
彩人、既にしゃがみ込んで回避。
風圧が髪を揺らす。
彩人(次は、上から叩きつけ)
大蛇、跳躍。
彩人、その場から離れる
大蛇の胴体が床に叩きつけられる。
床がひび割れる。
彩人、離れた場所でその様子を眺める。
大蛇、苛立つようにうねり、再び襲いかかる。
大蛇が大きく口を開けたそのとき――。
彩人、大蛇の顎を思い切り蹴る。
鈍い衝撃音。
大蛇の瞳が大きく揺れ、巨体がぐらりと傾き、地面へと崩れ落ちる。
ズシン、と重い音。
埃が舞い上がる。
大蛇、気絶。
彩人、ゆっくりと息を吐き
結衣「彩人!」
結衣、出入り口に掴まり身体を支えている。
彩人「車で待ってろって言ったろ!」(少し怒った感じで)
結衣「だって——わっ!」
結衣、歩こうとして転ぶ。近くに転がっていた鉄パイプを杖に立ち上がり、歩き出す。
結衣「上手くいったみたいだね」
彩人「まぁな」(やれやれといった表情)
大蛇の身体がピクリと動く。二人は気付いていない。
結衣「じゃあ後は私に任せて——」
突如、大蛇が結衣に向かって突進。
彩人、予想外のことで反応が遅れる。
彩人「結衣——!!」
結衣、鉄パイプで大蛇を殴る。
大蛇、気絶。
結衣、その場でへたり込む(今ので体力使い果たした)
結衣「わぁ……びっくりした。元気だなぁ英之くん」(驚きの表情、怖がっている様子はない)
彩人、顔面蒼白。
結衣、大蛇の前に手をかざす(座った状態のまま。手が光る)
大蛇、溶けて中から英之が現れる。
英之、気を失っている。
結衣「分離の術を使ったから、もう大丈夫。後は救急車来るの待と」
結衣、彩人に笑いかける。
彩人、無言で結衣を抱き上げる。
結衣「わっ」(小声)
結衣「彩人?」(彩人の顔を見る)
彩人、浮かない顔で英之をじっと見つめている(先程、結衣が襲われそうになったことで過剰警戒している)
結衣「……」(何かを察した表情)
結衣、彩人の頭をワシャワシャと撫でる。
彩人「うわっ!? なんだよいきなり!」(驚いた表情)
結衣「頑張ったから、ご褒美」(くすっと笑いながら)
彩人、少し言葉に詰まる。視線を逸らしながら乱れた髪を直す(顔が少し赤い)
二人の後ろ姿描写。
彩人「褒美ならもっと別のものくれよ」
結衣「えー、欲張りだなぁ」
うねるように蠢く、巨大な黒い大蛇。
彩人(鬼形態)、低く構える。
大蛇、咆哮のような音を上げ、一気に突進。
彩人、最小限の動きで横へ躱す。
頭の中で、結衣の言葉が蘇る。
――結衣「最初は突進。そのあと、すぐ尻尾で薙ぎ払ってくる」
直後。
大蛇の尾が横薙ぎに振るわれる。
彩人、既にしゃがみ込んで回避。
風圧が髪を揺らす。
彩人(次は、上から叩きつけ)
大蛇、跳躍。
彩人、その場から離れる
大蛇の胴体が床に叩きつけられる。
床がひび割れる。
彩人、離れた場所でその様子を眺める。
大蛇、苛立つようにうねり、再び襲いかかる。
大蛇が大きく口を開けたそのとき――。
彩人、大蛇の顎を思い切り蹴る。
鈍い衝撃音。
大蛇の瞳が大きく揺れ、巨体がぐらりと傾き、地面へと崩れ落ちる。
ズシン、と重い音。
埃が舞い上がる。
大蛇、気絶。
彩人、ゆっくりと息を吐き
結衣「彩人!」
結衣、出入り口に掴まり身体を支えている。
彩人「車で待ってろって言ったろ!」(少し怒った感じで)
結衣「だって——わっ!」
結衣、歩こうとして転ぶ。近くに転がっていた鉄パイプを杖に立ち上がり、歩き出す。
結衣「上手くいったみたいだね」
彩人「まぁな」(やれやれといった表情)
大蛇の身体がピクリと動く。二人は気付いていない。
結衣「じゃあ後は私に任せて——」
突如、大蛇が結衣に向かって突進。
彩人、予想外のことで反応が遅れる。
彩人「結衣——!!」
結衣、鉄パイプで大蛇を殴る。
大蛇、気絶。
結衣、その場でへたり込む(今ので体力使い果たした)
結衣「わぁ……びっくりした。元気だなぁ英之くん」(驚きの表情、怖がっている様子はない)
彩人、顔面蒼白。
結衣、大蛇の前に手をかざす(座った状態のまま。手が光る)
大蛇、溶けて中から英之が現れる。
英之、気を失っている。
結衣「分離の術を使ったから、もう大丈夫。後は救急車来るの待と」
結衣、彩人に笑いかける。
彩人、無言で結衣を抱き上げる。
結衣「わっ」(小声)
結衣「彩人?」(彩人の顔を見る)
彩人、浮かない顔で英之をじっと見つめている(先程、結衣が襲われそうになったことで過剰警戒している)
結衣「……」(何かを察した表情)
結衣、彩人の頭をワシャワシャと撫でる。
彩人「うわっ!? なんだよいきなり!」(驚いた表情)
結衣「頑張ったから、ご褒美」(くすっと笑いながら)
彩人、少し言葉に詰まる。視線を逸らしながら乱れた髪を直す(顔が少し赤い)
二人の後ろ姿描写。
彩人「褒美ならもっと別のものくれよ」
結衣「えー、欲張りだなぁ」



