もう何日経っただろうか。考えたくもなければ考える気力もない。太陽はどんどん傾いていく。今日も何もせず、何も残らずに終わっていく。でもそれでいい。どうせ近いうちに星になるんだ。何も残す必要はない。そもそもなんで俺は今ここでこんなことをしているのだろうか。俺みたいな人間は生きているべきじゃないのだろうか。俺みたいに何もできないような人間が生きているよりももっともっと生きるべき人はこの世界にたくさんいるのではないか。それなのになんで俺は今こうして生きているのだろうか。自分で自由に歩くことなんてできない。ここから生きていくこともできない。ただひたすらに死を待ち、何も残さずに時が過ぎていく。この世界には生きたくても環境、状況、さまざまな要因が重なって生きたくても生きれない人たちがたくさんいるというのに。そんな状況でも俺はなんの目的もなく、ただひたすらに時を過ごしていく。もし可能なら行きたくても生きられない状況にある人に俺の魂をあげたいくらいだ。しかし当然そんなことはできるはずもない。神様とはとても残酷なものなのだから。
「あーあ。宇宙には何があるのかな。できれば地球から離れたところで第二の生活ってのを送ってみたいもんだ。」
「はいはい彼方くん。何回も言ってるじゃない。生きている方が何倍も楽しいに決まってるじゃない。」
また聞かれていた。ほんとにあの人はなんでも聞こえている。今のも息を殺していたはずなのに。
「そんなこと言えるのは自由があって生きる希望がある人だけですよ。俺みたいに何も自分でできなくて死ぬのも近い俺には何も刺さらないですよ。」
「何を言ってるのよ。彼方くんみたいな若い子がさも死ぬことが確定してるみたいに言ってんじゃないの。そんなことを言っていたら魂が勝手に抜けてっちゃうよ。」
あーそーだった。この人たちは俺に隠していたんだ。バレないように、気づかれないように。でも俺は知ってしまっている。知るということがこんなにも恐ろしく意味の無かったこととは思っていなかったけど。だから俺は生きることを諦めた。正確には生きる気力を無くしたって感じだけど。
「神田さん。もういいですよ。わたしはこの世界ではもうできることはありません。だから、神田さんから何を言われても俺の心に響くことはないんです。もう諦めてください。わたしには何をしても、何を言っても無駄なんです。」
「そんなこと言われて私がはい!わかりました!なんていう訳ないでしょう。私たちにはあなたを守る義務があるんだから。人に生きるのを諦めろなんていうことはできないし言いたくないの。そもそも誰が彼方くんが死ぬことを確定させたのよ。あなたはまだ生きることはできるしまだまだしたいこといっぱいあるでしょう。今はそれに向けて一歩一歩進んでいけばいいしもし、彼方くんがそんなに自分は死ぬと思っているなら神様にでも祈ってみたら。そしたら死ぬかもしれないっていう気持ちはどっか遠くに飛んでいくんじゃない。」
本当にこの人は失言とかそうゆうのが一切ないんだな。たかが俺との会話にどんだけの神経を使っているんだろうか。俺には絶対こんなことはできないだろうしきっとやろうとも思わないだろう。しかしどこか遠くに飛んでいくだなんて俺は幼稚園生じゃないんだから。確かに俺の今の体は入院によって細くなっているし、よく少し幼く見えるとは言われるけど流石に中学生や小学生には見えるはずはない。というか俺の情報なんてちゃんと入ってるはずだからそんな間違えることは絶対ないだろう。そうすると俺はやっぱり舐められているのだろうか。流石にそれは俺のプライド的なものあるだろうとか考えなかったのだろうか。まぁ別に今の俺にはどうでもいいことか。今の俺にはプライドとかそんなものを気にしていられる状況にはいないだろうから。もしそれが神田さんにバレた上でやられているならそれはあの人が数段上だったってことにでもしておこう。どうせこんなこと誰にも話すことなんてないだろうし誰かに話す気力も今の俺にはないからだ。
そもそもこの世界というのは自分のいいようには当然ながら動いていない。自分にとっていいことも悪いこともおこるんだ。いいことが起こった人間は喜び、自分にとって都合が良くないことが起こった人間は悲しむ。光と影があるようにこの世界もプラスの方に行った人間とマイナスの方に行った人間がいて世界はそこでバランスを取っている。だから俺のような人間が生まれるのは仕方のないことなのかもしれない。だから俺はこの世界にどうこう思うのはやめた。それがきっと一番幸せに過ごせる方法だと思うから。
「あーあ。宇宙には何があるのかな。できれば地球から離れたところで第二の生活ってのを送ってみたいもんだ。」
「はいはい彼方くん。何回も言ってるじゃない。生きている方が何倍も楽しいに決まってるじゃない。」
また聞かれていた。ほんとにあの人はなんでも聞こえている。今のも息を殺していたはずなのに。
「そんなこと言えるのは自由があって生きる希望がある人だけですよ。俺みたいに何も自分でできなくて死ぬのも近い俺には何も刺さらないですよ。」
「何を言ってるのよ。彼方くんみたいな若い子がさも死ぬことが確定してるみたいに言ってんじゃないの。そんなことを言っていたら魂が勝手に抜けてっちゃうよ。」
あーそーだった。この人たちは俺に隠していたんだ。バレないように、気づかれないように。でも俺は知ってしまっている。知るということがこんなにも恐ろしく意味の無かったこととは思っていなかったけど。だから俺は生きることを諦めた。正確には生きる気力を無くしたって感じだけど。
「神田さん。もういいですよ。わたしはこの世界ではもうできることはありません。だから、神田さんから何を言われても俺の心に響くことはないんです。もう諦めてください。わたしには何をしても、何を言っても無駄なんです。」
「そんなこと言われて私がはい!わかりました!なんていう訳ないでしょう。私たちにはあなたを守る義務があるんだから。人に生きるのを諦めろなんていうことはできないし言いたくないの。そもそも誰が彼方くんが死ぬことを確定させたのよ。あなたはまだ生きることはできるしまだまだしたいこといっぱいあるでしょう。今はそれに向けて一歩一歩進んでいけばいいしもし、彼方くんがそんなに自分は死ぬと思っているなら神様にでも祈ってみたら。そしたら死ぬかもしれないっていう気持ちはどっか遠くに飛んでいくんじゃない。」
本当にこの人は失言とかそうゆうのが一切ないんだな。たかが俺との会話にどんだけの神経を使っているんだろうか。俺には絶対こんなことはできないだろうしきっとやろうとも思わないだろう。しかしどこか遠くに飛んでいくだなんて俺は幼稚園生じゃないんだから。確かに俺の今の体は入院によって細くなっているし、よく少し幼く見えるとは言われるけど流石に中学生や小学生には見えるはずはない。というか俺の情報なんてちゃんと入ってるはずだからそんな間違えることは絶対ないだろう。そうすると俺はやっぱり舐められているのだろうか。流石にそれは俺のプライド的なものあるだろうとか考えなかったのだろうか。まぁ別に今の俺にはどうでもいいことか。今の俺にはプライドとかそんなものを気にしていられる状況にはいないだろうから。もしそれが神田さんにバレた上でやられているならそれはあの人が数段上だったってことにでもしておこう。どうせこんなこと誰にも話すことなんてないだろうし誰かに話す気力も今の俺にはないからだ。
そもそもこの世界というのは自分のいいようには当然ながら動いていない。自分にとっていいことも悪いこともおこるんだ。いいことが起こった人間は喜び、自分にとって都合が良くないことが起こった人間は悲しむ。光と影があるようにこの世界もプラスの方に行った人間とマイナスの方に行った人間がいて世界はそこでバランスを取っている。だから俺のような人間が生まれるのは仕方のないことなのかもしれない。だから俺はこの世界にどうこう思うのはやめた。それがきっと一番幸せに過ごせる方法だと思うから。
