『推し』
それは人に薦めたい、気持ちを共有したいと思うほどに好感を持っている人物。
アイドルだったり、スポーツ選手だったり人により多種多様だ。
どんな相手を推すのか。それも人によりけり。
わかりやすい美少年美少女だったり、マッチョだったり、イケオジや最近ではママ系も人気だ。
俺が推すのは昔から決まっている。
アニメキャラでもなんでも推すのは『金髪のお嬢様』だ。
金髪のお嬢様というと縦ロールでタカビーで悪役令嬢みたいなのが連想されるがそれはちょっと違う。
俺の理想の金髪のお嬢様はそう!清楚で大人しいお人形さんのような金髪お嬢様だ。
そんなのはアニメやラノベにしか登場しないとお思いかもしれないが……いるんだなこれが。
俺の理想の推し。うちのクラスのコーニャお嬢様だ。
「あ! コーニャお嬢様だ!」
「コーニャお嬢様がいらしたぞー!」
月曜日の朝8時30分。楽しかった休日も終わり今日からまた授業の日々か、と少し憂鬱な朝だ。
小学生、中学生の頃は毎日学校へ行くのが楽しかったが高校生になると7:3位で面倒さも混じる。
まぁ行って友達とバカ話し始めたらやはり楽しいと思うのだが。
そんなほんのり憂鬱な俺を含む高校生達が毎朝癒される瞬間がこれだ。
我が校のマドンナ。コーニャお嬢様のおでましである。俺の理想の最推しだ。
「ああ、コーニャ様が微笑んでいるわ!」
「なんて麗しい……」
今は令和。私立学校ではあるが通っている殆どの生徒は中流家庭の育ちだ。
その中で一際目立つ上流階級のお嬢様がこのコーニャお嬢様だ。
「おはようございます!コーニャお嬢様!」
「コーニャ様!おはようございます!」
「……おはようございます……」
周りのファン達に挨拶をされ恥ずかしそうにボソッと挨拶するコーニャお嬢様の小さな声にまたファンが色めき立つ。
コーニャお嬢様は決して鼻にかけない。気品高く大人しい。長い金髪が美しい。俺の理想の推しだ。
神宿・コーニャ・鷹桜。
金融、観光、映像、飲食など多種多様な事業を手掛ける神宿グループ社長令嬢だ。神宿グループの先代社長、つまりコーニャお嬢様のお爺さんが孫ができた記念にいつか通わせようと作ったのがうちの高校らしい。学校ってそんな感じで作れるのか……。
上流階級の人間だけが通えるという事はなく、ある程度の学力と人間性があれば通える私立学校だ。お陰で俺の様な平凡……かは微妙だがそんな家の息子でも通う事ができている。
「はぁ……コーニャ様の金髪。相変わらずお美しいわ……」
「少しでもお近付きになれたら……」
コーニャのファンの女子達がそんな事を言い合っている。
この学校は殆どが中流家庭の出だ。彼女達もそう。でもコーニャお嬢様の雰囲気がさもお嬢様学校に通っていると錯覚させるのか。
コーニャお嬢様はフランス人の母親とのハーフという事で長く綺麗なブロンドの髪が特徴だ。
お嬢様で金髪というとラノベなら悪役令嬢や、昔の漫画なら金髪縦ロールのタカビーなお嬢様を連想するかもしれないがコーニャお嬢様は違う。
あくまで慎ましやかに、大人しく。フランス人形の様な見た目に反して大和撫子の様な。
なんなら大人しすぎる位だ。愛想が悪いわけではないが必要最低限の挨拶以外は喋らない。
何より美しい見た目で高嶺の花という存在なのでクラスでも殆ど喋る人はいない。避けられているわけではなく近寄りがたいんだ。
そんなコーニャお嬢様と俺は……。
「おはよう! コーニャお嬢様!」
「……おはようございます」
なんと隣の席という関係性だ。いや、それ以上でもそれ以下でもない。毎朝確実におはようの挨拶と、放課後にさようならの挨拶が交わせる関係性。
それだけで俺は充分に満足している。恋人にしたいとかそんな恐れ多い考えはない。この距離感でいいんだ。
好き……ではなく、憧れ……というか、彼女は俺にとって『推し』なのだ。
「またソシャゲ? お前ってホントに金髪キャラが好きだよなぁ」
「うるせー、いいじゃないか」
休み時間にソシャゲの周回をしていると悪友の甚太が話しかけてきた。確かに俺がいま使っているキャラクターは金髪の女騎士だが。
「他の髪の色とか興味ないの。黒髪とか、銀髪とか」
「んー、嫌いってわけじゃないけど最終的に推すキャラは金髪になるんだよなぁ」
「ふーん、じゃあさ……」
甚太が前屈みになると俺の耳に口を寄せて囁いた。
「コーニャお嬢様とか好きなん?」
「……二次元と三次元は違うだろ」
「そんなもんか?」
聞くだけ聞いて甚太は自分の席へ戻っていく。
ああは言ったがコーニャお嬢様の事は推している。恋愛的な好きとは違う。アイドルとか2.5次元みたいなもんか。口にしても理解してもらえないだろうから言わないが。
隣の席で眺めているだけでいい。この時まではそう思っていた……。
放課後。一旦トイレに行ってから教室に戻った俺は荷物をカバンに詰めて帰り支度をしていた。すると机の中に手紙のような物が入っているのに気付いた。
「あれ……なんだこれ? 放課後、校舎裏にて待っています……神宿……ってコーニャお嬢様!?」
思わず大きな声を出してしまうと教室に残っている生徒の何人かが振り向く。俺はヘラヘラ笑って誤魔化し再び手紙に目を落とす。
「確かに書いてある……。イタズラ……じゃなさそうだな……」
この綺麗な筆跡は確かにコーニャお嬢様の物だ。トイレに行く前にはコーニャお嬢様はいたはずだ。俺が教室にいない間にこの手紙を机に入れたのだろうか?
というかこのシチュエーションはまさかの告白?
いやいや、コーニャお嬢様に好かれる覚えがない。
それに推しに好かれるのは解釈違いだ。あくまで俺は適度な距離で眺めていたい健全なファンなのだ。
慎ましやかで無口な金髪お嬢様のお近づきになるなんて恐れ多い。
とはいえ待たせるわけにもいかないので校舎裏へ行く事にした。
「お待たせ」
「……いえ……」
校舎裏へ行ってみると本当にコーニャお嬢様が待っていた。まさかドッキリを仕掛ける事もしないだろうが。
「話って……?」
「えっと……その……」
コーニャお嬢様とまともに話すのは初めてだが改めて聞くと本当に綺麗な声だ。モジモジと照れながら捻り出した声が可愛らしい。
赤面しながらチラチラとこちらを見て言葉を続けようとしている。
え、というか本当に告白なのか?
俺はコーニャお嬢様にいつの間に好かれていたのだろうか。これまで挨拶しかしていないぞ。ギャルゲーの攻略難易度が低いヒロインだってもうちょっとイベントこなす筈。
告白されたらどうする? OKする? いやいや、色々と荷が重い。嬉しいけど勘弁してくれー。
なんて事を考えているとコーニャお嬢様がポケットから何かを取り出した。
「あの……コレ……」
「え……?」
紙のようだったのでラブレター?……と思って手渡された物を見たらたら違った。チケットだ。
「これ……上戸くん……の……?」
「あ……落としてたのか。そう、俺の」
そのチケットは今朝登校時にアイツから貰ったやつだ。教科書に挟んでいたはずだかいつの間にか落としていたのか。それを拾ってくれたという事か。
なーんだ、告白じゃなかったのか……?
「……えっと……」
コーニャお嬢様はまだ赤面しながらモジモジしている。あれ? 落としたチケットを拾ってくれただけじゃないの?
俺が内心で少しパニックになっていると意を決したのかコーニャお嬢様が口を開いた。
「上戸くんは……ソレ……好きなの?」
「ソレって……コレ?」
「……ん……」
コクリと頷くコーニャお嬢様。ソレでコレのチケットは今朝アイツから手渡された……落語会のチケットだった。
「まぁ好きっていうか子供の頃から聞いているし、このチケットも幼馴染からの貰い物で今度行こうかと……」
「幼馴染……?」
「ああ、俺の幼馴染が落語家なんだ。知らないと思うけど春家ももっていう……」
「ももチャン!?」
俺がアイツの名前を出した途端にコーニャお嬢様が目を見開き、お嬢様からはこれまで聞いた事のない大きく高い声を出した。というか……
「へ? ももを知ってるの?」
「ファンです! 推しですー! カワイイですー!」
興奮して手をブンブン振り回しカワイイと語るコーニャお嬢様。そんな貴方がカワイイよ。
「え、じゃあ、落語が好きなの……?」
「はい! ワタシはももちゃんが好きだし、何よりそのお師匠様の梅歌師匠が大好きなんです。最推しなんですー!」
なんと無口で清楚なコーニャお嬢様は予想外の趣味をお持ちだった。
クラシックや観劇ではなく落語がお好きなのか。そして俺とも関わりのあるあの人達の……。
「あ……一方的に喋ってすいません。こんな話できたの初めてで……」
「いや、それはいいんだけど……。じゃあこの落語会に一緒に行く?」
「いいんですか? 生で落語見たいですー!ぜひぜひぜひぜひー!」
頬を赤らめ、これまで見た事のない笑顔でブンブン頷くコーニャお嬢様。
これまで無口で清楚だと思っていたコーニャは落語の話になるとグイグイくる。
俺は俺の推しと、推しの推しを見に行く事になった。これもデートなのだろうか。
落語会だけど……。
それは人に薦めたい、気持ちを共有したいと思うほどに好感を持っている人物。
アイドルだったり、スポーツ選手だったり人により多種多様だ。
どんな相手を推すのか。それも人によりけり。
わかりやすい美少年美少女だったり、マッチョだったり、イケオジや最近ではママ系も人気だ。
俺が推すのは昔から決まっている。
アニメキャラでもなんでも推すのは『金髪のお嬢様』だ。
金髪のお嬢様というと縦ロールでタカビーで悪役令嬢みたいなのが連想されるがそれはちょっと違う。
俺の理想の金髪のお嬢様はそう!清楚で大人しいお人形さんのような金髪お嬢様だ。
そんなのはアニメやラノベにしか登場しないとお思いかもしれないが……いるんだなこれが。
俺の理想の推し。うちのクラスのコーニャお嬢様だ。
「あ! コーニャお嬢様だ!」
「コーニャお嬢様がいらしたぞー!」
月曜日の朝8時30分。楽しかった休日も終わり今日からまた授業の日々か、と少し憂鬱な朝だ。
小学生、中学生の頃は毎日学校へ行くのが楽しかったが高校生になると7:3位で面倒さも混じる。
まぁ行って友達とバカ話し始めたらやはり楽しいと思うのだが。
そんなほんのり憂鬱な俺を含む高校生達が毎朝癒される瞬間がこれだ。
我が校のマドンナ。コーニャお嬢様のおでましである。俺の理想の最推しだ。
「ああ、コーニャ様が微笑んでいるわ!」
「なんて麗しい……」
今は令和。私立学校ではあるが通っている殆どの生徒は中流家庭の育ちだ。
その中で一際目立つ上流階級のお嬢様がこのコーニャお嬢様だ。
「おはようございます!コーニャお嬢様!」
「コーニャ様!おはようございます!」
「……おはようございます……」
周りのファン達に挨拶をされ恥ずかしそうにボソッと挨拶するコーニャお嬢様の小さな声にまたファンが色めき立つ。
コーニャお嬢様は決して鼻にかけない。気品高く大人しい。長い金髪が美しい。俺の理想の推しだ。
神宿・コーニャ・鷹桜。
金融、観光、映像、飲食など多種多様な事業を手掛ける神宿グループ社長令嬢だ。神宿グループの先代社長、つまりコーニャお嬢様のお爺さんが孫ができた記念にいつか通わせようと作ったのがうちの高校らしい。学校ってそんな感じで作れるのか……。
上流階級の人間だけが通えるという事はなく、ある程度の学力と人間性があれば通える私立学校だ。お陰で俺の様な平凡……かは微妙だがそんな家の息子でも通う事ができている。
「はぁ……コーニャ様の金髪。相変わらずお美しいわ……」
「少しでもお近付きになれたら……」
コーニャのファンの女子達がそんな事を言い合っている。
この学校は殆どが中流家庭の出だ。彼女達もそう。でもコーニャお嬢様の雰囲気がさもお嬢様学校に通っていると錯覚させるのか。
コーニャお嬢様はフランス人の母親とのハーフという事で長く綺麗なブロンドの髪が特徴だ。
お嬢様で金髪というとラノベなら悪役令嬢や、昔の漫画なら金髪縦ロールのタカビーなお嬢様を連想するかもしれないがコーニャお嬢様は違う。
あくまで慎ましやかに、大人しく。フランス人形の様な見た目に反して大和撫子の様な。
なんなら大人しすぎる位だ。愛想が悪いわけではないが必要最低限の挨拶以外は喋らない。
何より美しい見た目で高嶺の花という存在なのでクラスでも殆ど喋る人はいない。避けられているわけではなく近寄りがたいんだ。
そんなコーニャお嬢様と俺は……。
「おはよう! コーニャお嬢様!」
「……おはようございます」
なんと隣の席という関係性だ。いや、それ以上でもそれ以下でもない。毎朝確実におはようの挨拶と、放課後にさようならの挨拶が交わせる関係性。
それだけで俺は充分に満足している。恋人にしたいとかそんな恐れ多い考えはない。この距離感でいいんだ。
好き……ではなく、憧れ……というか、彼女は俺にとって『推し』なのだ。
「またソシャゲ? お前ってホントに金髪キャラが好きだよなぁ」
「うるせー、いいじゃないか」
休み時間にソシャゲの周回をしていると悪友の甚太が話しかけてきた。確かに俺がいま使っているキャラクターは金髪の女騎士だが。
「他の髪の色とか興味ないの。黒髪とか、銀髪とか」
「んー、嫌いってわけじゃないけど最終的に推すキャラは金髪になるんだよなぁ」
「ふーん、じゃあさ……」
甚太が前屈みになると俺の耳に口を寄せて囁いた。
「コーニャお嬢様とか好きなん?」
「……二次元と三次元は違うだろ」
「そんなもんか?」
聞くだけ聞いて甚太は自分の席へ戻っていく。
ああは言ったがコーニャお嬢様の事は推している。恋愛的な好きとは違う。アイドルとか2.5次元みたいなもんか。口にしても理解してもらえないだろうから言わないが。
隣の席で眺めているだけでいい。この時まではそう思っていた……。
放課後。一旦トイレに行ってから教室に戻った俺は荷物をカバンに詰めて帰り支度をしていた。すると机の中に手紙のような物が入っているのに気付いた。
「あれ……なんだこれ? 放課後、校舎裏にて待っています……神宿……ってコーニャお嬢様!?」
思わず大きな声を出してしまうと教室に残っている生徒の何人かが振り向く。俺はヘラヘラ笑って誤魔化し再び手紙に目を落とす。
「確かに書いてある……。イタズラ……じゃなさそうだな……」
この綺麗な筆跡は確かにコーニャお嬢様の物だ。トイレに行く前にはコーニャお嬢様はいたはずだ。俺が教室にいない間にこの手紙を机に入れたのだろうか?
というかこのシチュエーションはまさかの告白?
いやいや、コーニャお嬢様に好かれる覚えがない。
それに推しに好かれるのは解釈違いだ。あくまで俺は適度な距離で眺めていたい健全なファンなのだ。
慎ましやかで無口な金髪お嬢様のお近づきになるなんて恐れ多い。
とはいえ待たせるわけにもいかないので校舎裏へ行く事にした。
「お待たせ」
「……いえ……」
校舎裏へ行ってみると本当にコーニャお嬢様が待っていた。まさかドッキリを仕掛ける事もしないだろうが。
「話って……?」
「えっと……その……」
コーニャお嬢様とまともに話すのは初めてだが改めて聞くと本当に綺麗な声だ。モジモジと照れながら捻り出した声が可愛らしい。
赤面しながらチラチラとこちらを見て言葉を続けようとしている。
え、というか本当に告白なのか?
俺はコーニャお嬢様にいつの間に好かれていたのだろうか。これまで挨拶しかしていないぞ。ギャルゲーの攻略難易度が低いヒロインだってもうちょっとイベントこなす筈。
告白されたらどうする? OKする? いやいや、色々と荷が重い。嬉しいけど勘弁してくれー。
なんて事を考えているとコーニャお嬢様がポケットから何かを取り出した。
「あの……コレ……」
「え……?」
紙のようだったのでラブレター?……と思って手渡された物を見たらたら違った。チケットだ。
「これ……上戸くん……の……?」
「あ……落としてたのか。そう、俺の」
そのチケットは今朝登校時にアイツから貰ったやつだ。教科書に挟んでいたはずだかいつの間にか落としていたのか。それを拾ってくれたという事か。
なーんだ、告白じゃなかったのか……?
「……えっと……」
コーニャお嬢様はまだ赤面しながらモジモジしている。あれ? 落としたチケットを拾ってくれただけじゃないの?
俺が内心で少しパニックになっていると意を決したのかコーニャお嬢様が口を開いた。
「上戸くんは……ソレ……好きなの?」
「ソレって……コレ?」
「……ん……」
コクリと頷くコーニャお嬢様。ソレでコレのチケットは今朝アイツから手渡された……落語会のチケットだった。
「まぁ好きっていうか子供の頃から聞いているし、このチケットも幼馴染からの貰い物で今度行こうかと……」
「幼馴染……?」
「ああ、俺の幼馴染が落語家なんだ。知らないと思うけど春家ももっていう……」
「ももチャン!?」
俺がアイツの名前を出した途端にコーニャお嬢様が目を見開き、お嬢様からはこれまで聞いた事のない大きく高い声を出した。というか……
「へ? ももを知ってるの?」
「ファンです! 推しですー! カワイイですー!」
興奮して手をブンブン振り回しカワイイと語るコーニャお嬢様。そんな貴方がカワイイよ。
「え、じゃあ、落語が好きなの……?」
「はい! ワタシはももちゃんが好きだし、何よりそのお師匠様の梅歌師匠が大好きなんです。最推しなんですー!」
なんと無口で清楚なコーニャお嬢様は予想外の趣味をお持ちだった。
クラシックや観劇ではなく落語がお好きなのか。そして俺とも関わりのあるあの人達の……。
「あ……一方的に喋ってすいません。こんな話できたの初めてで……」
「いや、それはいいんだけど……。じゃあこの落語会に一緒に行く?」
「いいんですか? 生で落語見たいですー!ぜひぜひぜひぜひー!」
頬を赤らめ、これまで見た事のない笑顔でブンブン頷くコーニャお嬢様。
これまで無口で清楚だと思っていたコーニャは落語の話になるとグイグイくる。
俺は俺の推しと、推しの推しを見に行く事になった。これもデートなのだろうか。
落語会だけど……。
