わたしの告白から、愛・地球博のオフ会まで一カ月ほど時間があった。
リーダーは仕事が忙しい時期らしく、二人で会えるひまがない。
なにせ愛知と栃木の遠距離恋愛だ。
そう簡単に行き来できない。
それでもゲームの中ではふたりでレベル上げをしたり、イベントをしたりと、画面の中ではよくデートをした。
わたしはそれだけで満足だった。
だってリーダーはわたしと付き合うといってくれている。
その言葉を信じることができたのだ。
そして、愛・地球博オフの日。
今日は、リーダーに久しぶりに会う。
東京オフから実に5カ月ぶり、二度目のご本人との対面。
ってゆーか、一度しか会ったことない人に告白するって我ながら大胆だ。
そんなふうに思いつつ、オフ会用の新しい服を買った。
ギルメンからすればオフ会だが、わたしからすれば初デートのようなものだ。
二度目に会ったリーダーは、優しい雰囲気をまとった男性だった。
一度目はあんなに印象が薄かったのに、今回はリーダーが輝いて見える。
わたしは愛・地球博のパビリオンなんてそっちのけで、リーダーにばかり話かけたし、目で追っていた。
それは完全に恋する乙女。
もちろんオフ会なのでリーダーはわたしだけを特別扱いはしない。
それでも、リーダーがわたしのことを特に気を配っているのは感じた。
愛・地球博自体もとても楽しく、ギルメンとアスレチックをしたり、コンサートを聴いたり、本当に良い思い出となった。
その日見た、やけに明るい夕焼けの空は、一生忘れない、忘れたくない。
そして、その日の帰り道。
リーダーとわたしはふたりきで歩いた。
ぽつぽつと街灯があるだけの静かな夜道で、リーダーはひとりごとのようにつぶやく。
「正直さ、はなちゃんが告白してくれた時、なにかの冗談かと思ったんだ」
「そうだったんだ。本気だったよ」
「うん。そうだよね。だけど、一度しか会ってないうえにオフ会でまともに話してないのに、なんで好きになってくれたんだろう、って考えちゃって」
「色々とメールで相談に乗ってくれたじゃない。それに、あのボスに挑んで全滅したとき、その場を和ませて大人な対応して、カッコいいなあって思ったよ」
「そんなことあった?」
リーダーは本気でわからないようだった。
そうだよね。リーダーからすれば何気ないこと。
だけど、わたしには恋するには十分なきっかけだったんだよ。
わたしは夜空を見上げながらいう。
「わたしね、高校二年生くらいの頃に、付き合うなら面白い人じゃなきゃ嫌だって思ったんだ」
「あ、じゃあ俺は合格なんだね」
「当たり前でしょー! リーダーは理想の人だよ」
わたしがそういうと、リーダーは照れ臭そうに笑った。
それから大きな温かい手が、わたしの手をつかんだ。
そのあと、手をつないで帰った。
リーダーは仕事が忙しい時期らしく、二人で会えるひまがない。
なにせ愛知と栃木の遠距離恋愛だ。
そう簡単に行き来できない。
それでもゲームの中ではふたりでレベル上げをしたり、イベントをしたりと、画面の中ではよくデートをした。
わたしはそれだけで満足だった。
だってリーダーはわたしと付き合うといってくれている。
その言葉を信じることができたのだ。
そして、愛・地球博オフの日。
今日は、リーダーに久しぶりに会う。
東京オフから実に5カ月ぶり、二度目のご本人との対面。
ってゆーか、一度しか会ったことない人に告白するって我ながら大胆だ。
そんなふうに思いつつ、オフ会用の新しい服を買った。
ギルメンからすればオフ会だが、わたしからすれば初デートのようなものだ。
二度目に会ったリーダーは、優しい雰囲気をまとった男性だった。
一度目はあんなに印象が薄かったのに、今回はリーダーが輝いて見える。
わたしは愛・地球博のパビリオンなんてそっちのけで、リーダーにばかり話かけたし、目で追っていた。
それは完全に恋する乙女。
もちろんオフ会なのでリーダーはわたしだけを特別扱いはしない。
それでも、リーダーがわたしのことを特に気を配っているのは感じた。
愛・地球博自体もとても楽しく、ギルメンとアスレチックをしたり、コンサートを聴いたり、本当に良い思い出となった。
その日見た、やけに明るい夕焼けの空は、一生忘れない、忘れたくない。
そして、その日の帰り道。
リーダーとわたしはふたりきで歩いた。
ぽつぽつと街灯があるだけの静かな夜道で、リーダーはひとりごとのようにつぶやく。
「正直さ、はなちゃんが告白してくれた時、なにかの冗談かと思ったんだ」
「そうだったんだ。本気だったよ」
「うん。そうだよね。だけど、一度しか会ってないうえにオフ会でまともに話してないのに、なんで好きになってくれたんだろう、って考えちゃって」
「色々とメールで相談に乗ってくれたじゃない。それに、あのボスに挑んで全滅したとき、その場を和ませて大人な対応して、カッコいいなあって思ったよ」
「そんなことあった?」
リーダーは本気でわからないようだった。
そうだよね。リーダーからすれば何気ないこと。
だけど、わたしには恋するには十分なきっかけだったんだよ。
わたしは夜空を見上げながらいう。
「わたしね、高校二年生くらいの頃に、付き合うなら面白い人じゃなきゃ嫌だって思ったんだ」
「あ、じゃあ俺は合格なんだね」
「当たり前でしょー! リーダーは理想の人だよ」
わたしがそういうと、リーダーは照れ臭そうに笑った。
それから大きな温かい手が、わたしの手をつかんだ。
そのあと、手をつないで帰った。



