「そのせいでね?今日眠れなくて最悪だったの〜…って、聞いてる?」
ごめん、眠すぎて聞いてなかった。
そう思うのに、口に出るのは真反対の言葉。
「聞いてたよ、災難だったね」
彼女の話はいつだってワンパターン。
そして聞いてる?と聞くのは暗い話題。
最近は相手にするのも面倒になりだした彼女…小夜は、
おれの嘘を簡単に信じて、
「そっか、良かった〜」
と笑って言ってのける。
あーあ、せめて律か海向がいればな。
そしたらこいつの構って攻撃も少しは和らぐのに。
まあ和らぐというより分散するだけかもしれないが。
「せーいー?早くしないと遅刻だよー?」
学校、か。行かなきゃ成績が犠牲になるし、かといって行っても冷やかし地獄だ。
小夜は、『今の小夜』は、お前らが思うよりヤバいヤツだぞ、って言いたい。
だが言ったら小夜に何をされるかわかったもんじゃない。
だから、耐えるしかない。それがおれの、小夜に対するせめてもの償いなのだから。
そうしておれと小夜は『仲良く』登校した。
ごめん、眠すぎて聞いてなかった。
そう思うのに、口に出るのは真反対の言葉。
「聞いてたよ、災難だったね」
彼女の話はいつだってワンパターン。
そして聞いてる?と聞くのは暗い話題。
最近は相手にするのも面倒になりだした彼女…小夜は、
おれの嘘を簡単に信じて、
「そっか、良かった〜」
と笑って言ってのける。
あーあ、せめて律か海向がいればな。
そしたらこいつの構って攻撃も少しは和らぐのに。
まあ和らぐというより分散するだけかもしれないが。
「せーいー?早くしないと遅刻だよー?」
学校、か。行かなきゃ成績が犠牲になるし、かといって行っても冷やかし地獄だ。
小夜は、『今の小夜』は、お前らが思うよりヤバいヤツだぞ、って言いたい。
だが言ったら小夜に何をされるかわかったもんじゃない。
だから、耐えるしかない。それがおれの、小夜に対するせめてもの償いなのだから。
そうしておれと小夜は『仲良く』登校した。


