ゲームルームで。

今日は、ここからか。
そんなことを思いながらおれは、目の前にいるであろう彼女に思いを馳せる。
ただそれは、昨日話した彼女でも、今目の前にいる彼女の姿でもない。
もっともっと幼く、おれが彼女を大好きでいられた、大好きが幕を降ろす少し前のときのこと。
そんな彼女を懐かしみながらも、目の前にいる彼女の話に耳を傾けるふりをする。
どうせ夢だとわかっていて、償いにはならないことをわかっているはずなのに、
それでもついやってしまう悪習。
そうだね、と曖昧な笑顔を浮かべる。
そんなことを考えているおれも、
そしておれが上の空であることに全く気づかない彼女も。
もう、あの頃の関係には戻れない。
「__、___!」
こんなこと言われたら…どうにもできないじゃないか。