扉︰記録

さおりさんとのチャット①


さおりさん
よろしくお願いしますm(*_ _)m

あおいさん
よろしくお願いします!!

さおりさん
最近…大丈夫じゃ、なさそうですよネ…(´・ω・`)

あおいさん
そうですね…最近になってまた、扉に対して色々考えるようになっちゃって。

さおりさん
そうですか…最近になって、という事は過去にもそういう事があったんですか?

あおいさん
…そうですね。隠すことも無いんですが、実は僕、扉の向こう、外へ出た事が無くて…それで外に出してくれって小嶋おじいちゃんに反抗してた時期が結構あったんです。インターネットは与えられていて、誰かの景色ばかり見えて、焦りや恐怖に繋がってしまって。

さおりさん
…そんなことが。今もまた、外を知らない事が恐怖へ繋がっているのですかね…小嶋おじいちゃんはなぜ、あおいさんを外へ出さないのですかね。

あおいさん
僕を守る為らしいです。あまり意味は分かりませんが、この言葉に救われた面も勿論あります。なので今回も信じたいのですが、何か化物の話を想像してしまうと怖くなってしまって。

さおりさん
あおいさんを守る為なんですね、うーん、あまり分かりませんが、大丈夫だと思いますよ(* • ω • )b過去の恐怖はこれから克服!

あおいさん
さおりさんにそう言ってもらって嬉しいですありがとうございます。救われます。

さおりさん
私、あおいさんの事誇張なしに結構応援してますよ(笑)親を知りたいのは子の性ですよ。気持ちは分かります。

あおいさん
(´;ω;`)

さおりさん
後、言いたかった事があって、これからの謎は私と一緒に解きませんか?私、実は結構気になってることがあったりするんです。

あおいさん
本当ですか!?!?心強いです。是非一緒に謎を解きましょう。

さおりさん
おkです。じゃあこれからはここで会話しながらやっていきますか?

あおいさん
そうですね!そうしましょう。では、今日のところはお疲れ様でした!

さおりさん
オツカレ様デスー


さおりさんとのチャット②


あおいさん
おはようございます!

さおりさん
オハヨウゴザイマス(☆ω☆)

あおいさん
では、今日から一緒にやっていこうと思うのですが、さおりさんは昨日、なにか気になる事があると言っていましたよね。

さおりさん
そうですね、飆蝶様についてなんですけど、結構な違和感があって。

あおいさん
結構な違和感ですか?

さおりさん
あおいさんが見かけた記事では、飆蝶様は神様として書かれていたらしいですが、小嶋おじいちゃんさんが持っていた本には化け物、呪いと書かれてたそうですね。これに関しての違和感は気づきますか?

あおいさん
あー…神様と化け物、呪い。全然違うものが同じものとして扱われていますね…。

さおりさん
そうなんですよ!まずここに何かが隠されていると考えていいと思います。この飆蝶委員会という名前も断然怪しいですし…。

あおいさん
ほう、それでもまだ分からないですねぇ、

さおりさん
そうですね、でも、これは例えばの話なんですけど、この芦田家でやられている儀式のようなものは、基本の形から歪められていると考えてみるんです。そしたら、この家系に住む化物が人為的なものとして見えませんか?

あおいさん
確かに…言われてみればそうですね。

さおりさん
飆蝶というのも正直怪しいとは思います。これ自身の話がネットでどう検索しても1件しかヒットしないというのは。もう少し、似たような話があってもいいかなと。

あおいさん
そうですね…あ。ごめんなさい、今その記事を見返したんですけど、このアカウントの人、フォロワー16人のホラー作家さんです。これ…創作物って書かれてますね。

さおりさん
ほう!…という事は飆蝶様というのは存在するのかもう少し怪しくなってきた訳ですね。
ふうむ。( ・ω・)しかし、まだそこに関して断言できないのは、扉の記録で観測されない物体が扉を開けているという事なんですよね。

あおいさん
そうですね。それがある限り、正直分からないですね。…飆蝶様が開けたのでしょうかね?

さおりさん
うーん。それで行くと、飆蝶様が外へ出る必要が分からないんですよね。しかも、芦田家では出してはいけないとされているし、難しい…。

あおいさん
…(´;ω;`)

さおりさん
…(´;ω;`)泣

さおりさん
…困りましたね。一旦あの本を読み返してみるのはどうでしょう?

あおいさん
そうしましょう!

さおりさん
…あ、そういえば、事件についてインターネットで調べましょうよ!Wikipediaとかでもっと細かく載っているんじゃないですかね。

あおいさん
Σ(゚д゚;)その手がありましたね!調べてみます
!!

あおいさん
ありました!あの、新情報なんですけど、奥の部屋にカメラが落ちてたそうです。

さおりさん
…おぉ、カメラ。立ち入れてはいけない部屋にカメラがあったのですね。だとしたら、凄く変ですね。誰も入れないのにカメラが置いてあったのか、それとも毒ガスが巻かれた時に誰が部屋に行きカメラを置いたのか。

あおいさん
それであれば、奥の部屋で倒れていてもおかしくないですよね。

さおりさん
そうですね。奥の部屋に窓は無いので…奥の部屋に置かれていたのがカメラ、というのが気になりますネ☆…あ、例えば奥の部屋が監視カメラで扉を監視する場所だったとするならばどうでしょうか?

あおいさん
…え?Σ(゚д゚;)飆蝶様が居るという話であれば奥の部屋に人を入れる訳無いんじゃないですか、

さおりさん
その逆ですよ。飆蝶様という存在を作るために奥の部屋に人を入れたんです。そしてその人に扉を監視させるんです。

あおいさん
…え、では扉の記録係というのは、自分が出ないよう自分で監視していたという事になるんでしょうか、

さおりさん
一旦、私が考えた感じだとそうなりますね。これが本当だった場合、なぜこういうことをすると思いますか?

あおいさん
えっと、うーん。芦田家が高橋家へ何かしらの恨みがあったとか?

さおりさん
ザッツライト!(`・ω・´)ゞそういう事だと思いませんか?

あおいさん
…まぁ、ひとつの考えとしてアリかもしれません!少し引っかかるのは芦田家がこのシステムを作ったのかどうかです。芦田家がこのシステムを作るとしたら、わざわざこんな事するのでしょうか?

さおりさん
それは…そうですね。ただでさえ狭いこの家の一室で、半ば監禁のような事をするのは芦田家側にもストレスが掛かるのでは無いかとも思いますね、

あおいさん
後は、どうして扉が一人で開くのかがまだ分かりませんね。

さおりさん
…うーん、もう一回扉の画像見せてくれませんか?

あおいさん
おーけーです。どうぞ!

さおりさん
…パッと見、やっぱ何かある様には見えないですね、

あおいさん
そうですね、けど、

さおりさん
あ!違和感、違和感がありました!

あおいさん
僕もちょっと分かりました、

さおりさん
ここの影、小さい子が四つん這いしている影に見えませんか?

あおいさん
見えます!分かります!

さおりさん
あれ、けどこれ、芦田家にこんな小さい子居るような感じでは無いはずなんですが。家系図を見た限り 「父 母 犬」 としか書いてなかったですもんね。

あおいさん
うーん、(´・ω・`)

あおいさん
あ、事件が起こった際、髪の毛が落ちてたらしいじゃないですか。しかも「血縁関係のあるような遺伝子だった」と。あの、もしかしたらなんですけど、「父 母 犬」ってこれおかしくないですか?

さおりさん
あっ!父、母と書いてあるのに、息子や娘は書いていない!

あおいさん
犬を三匹捧げるのが飆蝶様の条件で、それがそもそも歪んでいるとすれば、犬を模した息子、娘というのもあり得るのではないでしょうか?

さおりさん
確かに、あ、もしかして⋯

あおいさん
はい、多分母が犬として家にいたんだと思います。また、さっき見返したのですが、扉の記録がすべて午前から午後の間しかなかったんです。これは子供の活動時間を表しているのかなと。

さおりさん
そうですか、では母が持っていた首輪というのは自らが犬になるためのものだったんですね⋯。

あおいさん
はい。居たんですねあそこに、母が。

さおり
ホントのことはわからないですが、母の存在があったと知るだけでもこれまでの成果が報われる気がしますね…(泣)

あおいさん
はい。正直今、母がそんな始末を受けていたことに対する怒りと、母の事がわかったという安心が同時に来ていて、何がなんだかわかりません。

さおりさん
その気持ちを大事にしてくださいネ。

さおりさん
後多分ですが、あおいさんの母は事件のときに記録係だったあおいさんの父と一緒に逃げたのではないでしょうか。

あおいさん
あぁ!確かに。

さおりさん
人として認められなかった二個体が、人としての人生を歩み始めた日なのかもしれませんね。

さおりさん
しかしそうなっていくと、芦田家がわざわざ子を犠牲にして高橋家を苦しめる理由が分かりませんね、

あおいさん
そうですね、

さおりさん
けど、芦田家が飆蝶様のシステムを作ったとはあまり思えないですね、芦田家と高橋家を作られた呪に閉じ込めた人の存在や事情がある気がします。

あおいさん
うーん、

さおりさん
あの事件、誰が起こしたと思いますか?

あおいさん
誰が起こした?うーん。あっ、芦田家でも高橋家でも無い第三者?

さおりさん
その可能性が一番高いんじゃないかと。そして今の情報の中で応えるとしたら飆蝶委員会が一番怪しいかと⋯

あおいさん
そうですね!名前もいかにもって感じですしね(笑)

さおりさん
はい(笑)あおいさん、今持っている本の最後の方になにか名前が書いてあったりしますか?著者の名前が乗ってる可能性が…

あおいさん
わっかりましたよー見てみますね。

あおいさん
あー!書いてありました!はい!あれ、小嶋⋯小嶋って書いてます、

さおりさん
え⋯、

あおいさん
人違いかもしれませんが、小嶋⋯?小嶋おじちゃんがこれを書いたのでしょうか???

さおりさん
いやまだ分かんないですよ、その本をどこで手に入れたのか小嶋おじいちゃんから聞いていたりしますか?

あおいさん
いえ、一つわかるのはすごく手作りのような見た目だということです、小嶋おじいちゃん??

さおりさん
えっとそれは、発行されていたり配布されているものではなく、これこそ記録書だったのでは⋯?あおいさんには申し訳ないのですが、これが記録所だった場合、持っている小嶋おじいちゃんは結構怪しいかと、?

あおいさん
⋯えっと、あの、その件に関しては小嶋おじいちゃんに聴いてみます。ごめんなさい今日はここまでにしましょう、また明日⋯!

さおりさん
あまりしつこく言って申し訳なかったです、ゆっくり休んでくださいね。また明日!お元気で!

さおりさんとの会話③

さおりさん
おはようございます、!

あおいさん
おはようございます!

さおりさん
えっと、今日は⋯どう、

あおいさん
僕が小嶋おじいちゃんに昨日の件を聴いたかが気になるんですよね⋯?

さおりさん
⋯はい。

あおいさん
えっと、小嶋おじいちゃんはいませんでした⋯なんだか最近いないんですよね。

さおりさん
⋯そうなんですね。

あおいさん
まぁ取り敢えず、父と母が芦田家に居たというのは分かりました。

さおりさん
これで終わりですかね?

あおいさん
そうなんですけどね、本当ならもう終わってもいいんですけどね…なんかまだ引っかかるんですよね。

さおりさん
うーん、そうなんですね。 じゃあ例えば視点を変えてみましょ!あおいさんの部屋ってどんな感じなんですか?

あおいさん
視点を変える…えっと僕の部屋ですね。基本ネットがあったのであまり部屋を見ることはなかったですね。あれ、今思えばここにあるもの皆、古いですね。

さおりさん
…ほう。

あおいさん
うーん、何かめぼしいものは…。

あおいさん
あ!なんかカメラがあります。あれ、これ。

さおりさん
どうしました?

さおりさん
おーい。

さおりさん
…大丈夫ですか?

さおりさん
…(´;ω;`)?