何の魅力もないのに異常にモテるヒロイン、それがノベマコ(仮名)だ。
今日も今日とて完璧美形で独占欲強すぎ、悪名高いのに一途、異能最強の執着愛男や裏社会の悪い男、殺し屋、吸血鬼など任務や種別に刺激のある和風ヒーローたちがノベマコを追いかける。
もう、うんざり! である。
すっかり嫌気が差したノベマコは後宮を目指した。入り口で門番と揉める。
「ここを通して!」
「そう簡単に通すわけないだろ!」
騒ぎを聞きつけて現れたのは後宮を司る宦官だった。彼はノベマコに言った。
「後宮入りするには美貌や舞踊といったセールスポイントがないといけません。あなたには、何かございますか?」
ノベマコは懐から一冊の本を取り出した。
「これをご覧ください」
差し出された本を受け取った宦官が尋ねる。
「これは?」
「私が描いた同人誌『若タコ社長は痺れフグ娘の刺激に猛ギャップン!』でございます」
宦官はノベマコの作った同人誌を熟読した。
「合格!」
「ありがとうございます」
無事に後宮入りを果たしたノベマコは、後宮の主である皇帝陛下に溺愛されるという、いつものパターンに落ち着いたのだった。めでたしめでたし。
それはそれとして『若タコ社長は痺れフグ娘の刺激に猛ギャップン!』は後宮の女官や宦官たちに愛されたそうである。何が喜ばれたのか? それは誰にも分からない。
今日も今日とて完璧美形で独占欲強すぎ、悪名高いのに一途、異能最強の執着愛男や裏社会の悪い男、殺し屋、吸血鬼など任務や種別に刺激のある和風ヒーローたちがノベマコを追いかける。
もう、うんざり! である。
すっかり嫌気が差したノベマコは後宮を目指した。入り口で門番と揉める。
「ここを通して!」
「そう簡単に通すわけないだろ!」
騒ぎを聞きつけて現れたのは後宮を司る宦官だった。彼はノベマコに言った。
「後宮入りするには美貌や舞踊といったセールスポイントがないといけません。あなたには、何かございますか?」
ノベマコは懐から一冊の本を取り出した。
「これをご覧ください」
差し出された本を受け取った宦官が尋ねる。
「これは?」
「私が描いた同人誌『若タコ社長は痺れフグ娘の刺激に猛ギャップン!』でございます」
宦官はノベマコの作った同人誌を熟読した。
「合格!」
「ありがとうございます」
無事に後宮入りを果たしたノベマコは、後宮の主である皇帝陛下に溺愛されるという、いつものパターンに落ち着いたのだった。めでたしめでたし。
それはそれとして『若タコ社長は痺れフグ娘の刺激に猛ギャップン!』は後宮の女官や宦官たちに愛されたそうである。何が喜ばれたのか? それは誰にも分からない。



