特定ウェブ広告画像による「集団幻覚」の社内調査と実験報告

 
 特定ウェブ広告画像の再現画像を無許可で撮影し、SNS上に漏洩した事案を確認した。
 
 当初再現画像であったが、SNS上で「再現ではない画像」に変容した可能性があり、社外ネットワークにおいても現れたとする報告があった。

 筆者が調査したところ、漏洩させた[ 削除 ]氏、及び[ 削除 ]氏、[ 削除 ]氏の各自宅ネットワークにおいて、特定ウェブ広告画像の表示が認められた。

 現時点においては、上記三名の自宅内で感染が抑えられているが、今後さらなる拡大が起こる可能性も考えられる。不特定多数の人々に特定ウェブ広告画像が目視された場合、「ナヅキ」がどれほどの規模・速度で広まっていくか、どのような問題が発生しうるか、筆者にも想像がつかない。

 しかしながら、本稿における検証から、特定ウェブ広告画像による「存在しない人物及び記憶」を持つ人々は、増加することが予想される。

 再現画像であっても、SNS等への転載は禁止である旨を、繰り返し警告する。


 ところで、何故人は禁じられるほどに、禁じられたその対象への興味を持ってしまうのだろうか。

 特定ウェブ広告画像、通称「Click広告」を改めて提示する。
 
 

 まれに本稿内で「再現ではない特定ウェブ画像広告」が出現することがあるため、判別を可能にすることを目的として、再現画像には「re」の文字列を埋め込んだQRコードを記載している。しかし、QRコードを読み取った際、「re」以外の文字列、又は数字列を読み取る場合がある。

 それは再現ではなく、「本物」である。

 念のため、本稿内でも確認をする。

 あなたは本当に、「ナヅキ」という人物を知っているのだろうか?
 
 知っている場合、あなたは「本物のウェブ広告画像」を目視した可能性が非常に高い。ただちに「ナヅキ」が行ったと思われる作業の停止・再確認をし、正しい認識をするべきである。

「ナヅキ」という人物は存在しない。
 
 それはあなたの中に生まれた架空の存在であり、付随する記憶はすべて偽りである。