翌朝。目が覚めた私は急ぎお風呂を入り、自分のお弁当を作って、家を出た。
学校までそこまでの距離がないからこそ、多少寝坊してしまっても間に合う。
それに朝のHRが始まるギリギリに着くように行くので、結局いつも通りの登校となった。
今日は朝から雨が降っていた。しとしとと、止みそうにない雨は、私をより幽霊化させる。
「じめじめと鬱陶しいのに。あのビジュアル、更に鬱陶しいよなぁ」
「この雨空にトイレの花子とか。ぴったりすぎて笑える」
「キモさが増すんだから。雨の日は学校に来ないで欲しいんだけど?」
予鈴が鳴る廊下を歩いていると、まだ教室の中に入っていない生徒達が、私の姿を見て口々に言う。
ほとんどが聞こえているけど聞こえないふりをして、自分の教室に入った。
変わらずぽつんとひとつ隔離された席に座り、鞄からタオルを出す。
雨足が強くないとは言っても雨の日は、髪の毛が濡れちゃうんだよなぁ。
長い髪の毛先を拭いていく。そんな私の姿を不快そうに見るクラスメイトがいたが、前髪で隠れた目には映っていなかった。
やがて本鈴がなり、担任がやって来る。抑揚のない声で、今日の予定が話し出された。
学校までそこまでの距離がないからこそ、多少寝坊してしまっても間に合う。
それに朝のHRが始まるギリギリに着くように行くので、結局いつも通りの登校となった。
今日は朝から雨が降っていた。しとしとと、止みそうにない雨は、私をより幽霊化させる。
「じめじめと鬱陶しいのに。あのビジュアル、更に鬱陶しいよなぁ」
「この雨空にトイレの花子とか。ぴったりすぎて笑える」
「キモさが増すんだから。雨の日は学校に来ないで欲しいんだけど?」
予鈴が鳴る廊下を歩いていると、まだ教室の中に入っていない生徒達が、私の姿を見て口々に言う。
ほとんどが聞こえているけど聞こえないふりをして、自分の教室に入った。
変わらずぽつんとひとつ隔離された席に座り、鞄からタオルを出す。
雨足が強くないとは言っても雨の日は、髪の毛が濡れちゃうんだよなぁ。
長い髪の毛先を拭いていく。そんな私の姿を不快そうに見るクラスメイトがいたが、前髪で隠れた目には映っていなかった。
やがて本鈴がなり、担任がやって来る。抑揚のない声で、今日の予定が話し出された。

