委員長はポカンとした顔で見ている。まぁそりゃそうだ。なんで急に渡したのかって言うと、作戦の為だ。俺の作戦はまず何かプレゼントして好感度を上げる。
それから委員長がパンを食べ始めてパンをちぎった時にその持っているパンを食べるんだ。そして俺は一言委員長に言うんだ。「やっぱり我慢できなかった」とかなんとか可愛いセリフ言って一発ノックアウトってわけだ。この作戦は最高な『恋愛シチュコレクション』とか言うサイトから引っ張ってきた。このサイトは俺の大切な作戦資料のひとつだ。この時大事なのはとにかくかわいい男子を演じる事だ。
「ほら、受け取れ」
「は、はい。…これどうしたらいいんですか?」
俺は近くの椅子に腰掛け言った。
「目の前で食え」
「え?どうしてですか?」
「いいから食え!」
俺は委員長の横まで行ってから委員長に言った。
「はいはい。わかりましたよ。」
そして委員長はパンの袋を開けたパンを少しだけちぎって手のひらでメロンパンについた砂糖がこぼれないようにして一口目を口に運ぼうとした。よし、今この時だ!
俺は委員長の手首を掴み俺の方に引き寄せた。その時、委員長は俺が食べようとしていたパンをパクッと食べた。
「おい、委員長何してんだよ。」
「なんで貴方が私に食べてって言ったのに食べようとしてるんですか。ていうか、貴方のせいで砂糖溢れそうになっちゃったじゃないですか。溢さないように注意して食べてたのに。手間を掛けさせますね。」
なんだこのクソ委員長。イライラしてきた。こいつのせいで調子が狂っちまった。ていうか普通にメロンパン食いたかったってのに。俺はメロンパンの方をじーっと見つめた。その視線に気付いたのか委員長は、
「そんなにメロンパン食べたいなら上げなければいいものの。食べたいんですか?」
「は?別にいらねぇよ。」
そうだ。これは委員長を落とすための作戦だチャンスはもう一度ある。そう思っていた時、委員長がちぎったパンを俺の前に差し出した。
「食べたいなら速く一口で食べちゃってください。」
まじかよ。この委員長正気か?委員長がつまんでるこの一口分のメロンパンを食べろって言ってんのか?こいつ趣味がバレた時は恥ずかしくて、こんなことするのは恥ずかしくないってどんな頭してんだよ。
――ここで一口奪って食べれば、
「やっぱり我慢できなかった」って言える。
それに、食べさせてもらうってことは、
ほぼ漫画でよくある「あーん」ってやつになるだろ!!
恋愛サイトにも書いてあった。
『自分が誰かに食べさせるイベントは破壊力が高い』
『照れながら食べる男子は好感度上昇間違いなし』
……来た。
これ、完全にイベントだろ。
ここで躊躇ったら不自然すぎる。
可愛い男子を演じるなら、ここは素直に食うのが正解だと思う。
決して、メロンパンが食いたかったわけじゃない。
おれは委員長の持っている一口分のパンをバクっと食べた。その時俺は委員長の指まで噛んでしまった。
「いったぁ!!ちょっともっと考えて食べてよ!!」
「わ、わりぃ」
俺は本当に今更だが、女子に食べさせてもらったことが恥ずかしくてたまらない。ていうか俺なんで食ったんだよ!!もうちょっとどうなるか考えろよ俺!!それに指噛まれてもなんもドキドキなんかしねぇよ!!
今更俺は自分がした事と失敗を後悔した。
ていうかなんでこいつなんとも思ってなさそうな顔してんだよ。
「やば。血出てきちゃったじゃん」
そう言って委員長は自分の指を咥えようとした。
「おい!ちょっと待てよ!お前か、間接キスだとか思わねぇのかよ///!!」
「別に思いませんけど。あ、もしかして気にしてるからそんなに顔赤くしてるんですか?」
委員長はニヤニヤしながらそう言った。
「は!?ちげぇよ///!!」
俺はますます顔を赤くして全力拒否した。
「あはは。面白いね」
こいつ、俺はこんな恥かいてるってのに笑いやがって///!!
ーー今日は間違いなくいまでで1番恥をかいた日だった
それから委員長がパンを食べ始めてパンをちぎった時にその持っているパンを食べるんだ。そして俺は一言委員長に言うんだ。「やっぱり我慢できなかった」とかなんとか可愛いセリフ言って一発ノックアウトってわけだ。この作戦は最高な『恋愛シチュコレクション』とか言うサイトから引っ張ってきた。このサイトは俺の大切な作戦資料のひとつだ。この時大事なのはとにかくかわいい男子を演じる事だ。
「ほら、受け取れ」
「は、はい。…これどうしたらいいんですか?」
俺は近くの椅子に腰掛け言った。
「目の前で食え」
「え?どうしてですか?」
「いいから食え!」
俺は委員長の横まで行ってから委員長に言った。
「はいはい。わかりましたよ。」
そして委員長はパンの袋を開けたパンを少しだけちぎって手のひらでメロンパンについた砂糖がこぼれないようにして一口目を口に運ぼうとした。よし、今この時だ!
俺は委員長の手首を掴み俺の方に引き寄せた。その時、委員長は俺が食べようとしていたパンをパクッと食べた。
「おい、委員長何してんだよ。」
「なんで貴方が私に食べてって言ったのに食べようとしてるんですか。ていうか、貴方のせいで砂糖溢れそうになっちゃったじゃないですか。溢さないように注意して食べてたのに。手間を掛けさせますね。」
なんだこのクソ委員長。イライラしてきた。こいつのせいで調子が狂っちまった。ていうか普通にメロンパン食いたかったってのに。俺はメロンパンの方をじーっと見つめた。その視線に気付いたのか委員長は、
「そんなにメロンパン食べたいなら上げなければいいものの。食べたいんですか?」
「は?別にいらねぇよ。」
そうだ。これは委員長を落とすための作戦だチャンスはもう一度ある。そう思っていた時、委員長がちぎったパンを俺の前に差し出した。
「食べたいなら速く一口で食べちゃってください。」
まじかよ。この委員長正気か?委員長がつまんでるこの一口分のメロンパンを食べろって言ってんのか?こいつ趣味がバレた時は恥ずかしくて、こんなことするのは恥ずかしくないってどんな頭してんだよ。
――ここで一口奪って食べれば、
「やっぱり我慢できなかった」って言える。
それに、食べさせてもらうってことは、
ほぼ漫画でよくある「あーん」ってやつになるだろ!!
恋愛サイトにも書いてあった。
『自分が誰かに食べさせるイベントは破壊力が高い』
『照れながら食べる男子は好感度上昇間違いなし』
……来た。
これ、完全にイベントだろ。
ここで躊躇ったら不自然すぎる。
可愛い男子を演じるなら、ここは素直に食うのが正解だと思う。
決して、メロンパンが食いたかったわけじゃない。
おれは委員長の持っている一口分のパンをバクっと食べた。その時俺は委員長の指まで噛んでしまった。
「いったぁ!!ちょっともっと考えて食べてよ!!」
「わ、わりぃ」
俺は本当に今更だが、女子に食べさせてもらったことが恥ずかしくてたまらない。ていうか俺なんで食ったんだよ!!もうちょっとどうなるか考えろよ俺!!それに指噛まれてもなんもドキドキなんかしねぇよ!!
今更俺は自分がした事と失敗を後悔した。
ていうかなんでこいつなんとも思ってなさそうな顔してんだよ。
「やば。血出てきちゃったじゃん」
そう言って委員長は自分の指を咥えようとした。
「おい!ちょっと待てよ!お前か、間接キスだとか思わねぇのかよ///!!」
「別に思いませんけど。あ、もしかして気にしてるからそんなに顔赤くしてるんですか?」
委員長はニヤニヤしながらそう言った。
「は!?ちげぇよ///!!」
俺はますます顔を赤くして全力拒否した。
「あはは。面白いね」
こいつ、俺はこんな恥かいてるってのに笑いやがって///!!
ーー今日は間違いなくいまでで1番恥をかいた日だった
