静岡県立安久中学校にて行われた実験の記録

【学級担任日誌】
記載者  :森下明文
所属   :静岡県立安久中学校
     :学校運営委員
担当学級 :2年2組
授業年月日:10月13日(木曜日)
出席生徒数:29名
欠席生徒数:なし
早退生徒数:なし
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特記要項:授業の中で小テストを行い、生徒たちの現状の理解度の確認を行った。それ以外に特記事項なし。放課後、校長先生にある相談を行った。

感想等:中間テストを月末に控え、現段階で生徒たちがどの程度授業に理解を示しているのかを図るべく、小テストを行った。結果は非常に良好で、この調子で中間テストに臨んでくれたなら、他クラスにも引けを取らないだけの成績を残してくれることだろう。前期においては成績を離されてしまっていたので、今期ではしっかりと他クラスについていきたいところ。
そして放課後に校長先生のもとに向かい、ある相談を行った。相談の内容は、最近生徒たちの中で非常に怪しい動きが多くなっている点についてだ。各クラスの学級委員が中心となって不審な行動を見せていたり、あるいは昨日の大久保のように、行動に移さないまでもこの学校に対する不信感を心に抱くものがいたりと、生徒たちの間でじわじわとこの学校に対する疑念が広がっている様子。これに関してどうするべきかと校長先生に相談を行ったところ、どうやら私と同じ懸念は委員の先生方もすでに抱かれていたらしく、すでに対応を行ったと返事が得られた。
具体的には、今日の昼食時に用意された生徒用の給食の中に、警戒心や不信感を発生させる神経回路の活動を減弱させる実験薬を混入させたとの話だ。今回使用された実験薬は、きわめて強力に警戒心や不信感を低減させる作用がありながら、思考力や認知能力には作用しにくい新種の作用機序を有しているものであるとされ、学力の低下等の副作用が出現しにくい性質であるらしい。人間に対しての投与は今回が初めてであるとの事。校長先生の話では、今日はまだ一度目の投与であるが、今後の生徒たちの様子を見つつ、定期投与のスケジュールを計画する予定であるとの事。