静岡県立安久中学校にて行われた実験の記録

【学級担任日誌】
記載者  :森下明文
所属   :静岡県立安久中学校
     :学校運営委員
担当学級 :2年2組
授業年月日:10月11日(火曜日)
出席生徒数:28名
欠席生徒数:なし
早退生徒数:なし
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特記要項:3連休明けの授業につき、連絡事項多数。放課後の職員会議にて、複数の情報を共有。

感想等:授業においては特段の問題はなく、通常通りに行われた。月末に行われる中間テストの範囲に関しても周知を行い、早めの対策を心がけるよう指導を行った。放課後の職員会議において、様々な報告が共有された。中間テストの日程や勉強会、補修の状況等に関する議題が挙げられたが、中でも最も大きな議題は、3連休中日の日曜日に、他クラスの複数の生徒が休日の学校に忍び込み、学校の情報を盗もうと画策した事件が発生した事であった。このタイミングから考えておそらく、クラスの垣根を越えて複数の生徒たちが同じ計画を企図したものと思われる。金田の時と同じく、こちらに関してもクラスの学級委員が計画の中心となって企図されており、大きな問題である。金田たちもそうだったが、せっかく成績が優秀であるというのに、自らそれを不意にするような行動をとってしまっているのだ。これに対し、積極的に”性格修正”を行うのはどうかと、他科の先生から意見が上がったのだが、すでに優秀な生徒であるため、下手に治療を行ってもとより成績を悪化させてしまうリスクが懸念されることから、積極的な治療に関しては今のところ後ろ向き、というのが運営委員側の回答であった。しかし、優秀な学級委員を中心にして学校に対する不信感が増悪させられている点は無視できないため、思考力に作用せず、それでいて性格の修正が期待できる治療の実施を検討中であると、委員は付け加えた。