静岡県立安久中学校にて行われた実験の記録

【学級担任日誌】
記載者  :森下明文
所属   :静岡県立安久中学校
     :学校運営委員
担当学級 :2年2組
授業年月日:10月5日(水曜日)
出席生徒数:28名
欠席生徒数:なし
早退生徒数:なし
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特記要項:中間テストの日程を他科の先生と相談。詳細の決定については次回の職員会議にて行うこととした。放課後、1年生の寺西先生より個人的な相談を受けた。

感想等:月末の中間テストに備え、他科の先生と日程に関する話を行った。テストの順番などにおいて特別配慮するべきところなどはないのだが、先生方においては”勉強会”や”打ち合わせ”などの予定が入っている場合があるので、学校運営に支障が出ないように気を付けなければならない。今のところ調整は順調に進んでおり、なによりである。
そして放課後、1年生の寺西先生より私に個人的な相談があると言われ、話をすることとなった。寺西先生はやや周りを警戒しながら、「森下先生、やっぱりこの学校おかしくないですか?床下から変な音が聞こえてきたり、補習で生徒の性格が不自然に変わったり……」と言葉を発した。そしてそのまま続けて、「僕、運営委員が怪しいと思ってるんです。ほら、重要な書類には全部委員の名前が書かれているでしょ?」と言った。それに対し私は、「運営委員のおかげで私たちは幸せな学校生活を送れているのだから、疑ったりしてはいけませんよ?」と言葉を返した。すると寺西先生は、納得しかねるといった雰囲気を浮かべながら、「実は今度、運営委員に対して抗議の声を上げようと思ってるんです。必要なら、対外的に声を上げることもします。子どもたちを守るために」と言葉を続けた。寺西先生は本気のようで、その表情に戸惑いの色は全くなかった。
これはもしかしたら、”健康診断”が必要かもしれない。私はその場では寺西先生に考え直させるように言葉を返したものの、寺西先生が今後も同じ言動を繰り返すのなら、校長先生に健康診断の手配をお願いしなければならないだろう。