静岡県立安久中学校にて行われた実験の記録

【学級担任日誌】
記載者  :森下明文
所属   :静岡県立安久中学校
     :学校運営委員
担当学級 :2年2組
授業年月日:10月4日(火曜日)
出席生徒数:28名
欠席生徒数:なし
早退生徒数:なし
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特記要項:授業において支障などはなし。しかし選定委員の竹山より、”目”に関する相談を受けた。

感想等:授業に関しては問題なく、通常通りに行われた。しかし放課後、竹山から個人的に相談があると言われ、話を聞くこととした。竹山曰く、保健委員の大久保が非常に気になることを言っていたとの事で、詳しく聞いてみたところ、どうやら私のクラス内において微弱ながら”視界不良”を訴える生徒が複数発生している様子との事。以前までの大久保なら、いの一番に私に相談してくれただろうに、全く話を持ってこないあたり、あまり今の私の事を快く思っていないのだろう。それは非常に悲しくことだが、一方で竹山がしっかり自分の仕事を果たしていることに、私はうれしさを隠せなかった。当該案件は私が預かることとし、そのまま校長先生に相談を行うこととした。
校長先生との協議の結果、視界不良に関しては状況から考えておそらく、以前に噴霧した視力回復の実験薬の副作用によるものであろうという話になった。そのため、当該実験薬の解毒薬の候補を生徒たちに投与し、薬効の有無を実験することにしようと、校長先生から提案があった。その際、薬剤の投与は学校水道水を介して行うこととし、試験薬を学校水道水に混入させることとした。これなら、私のクラスの生徒たちの反応をもって解毒薬としての候補があるかどうかを試験できるだけでなく、他のクラスの生徒にも投与させることで、対照実験としての新たな薬効や副作用が現れうるかを実験することができる。校長先生からは、早ければ明日からにでも実験を開始できるように手配するという旨のお返事を頂いた。今から結果が非常に楽しみである。