静岡県立安久中学校にて行われた実験の記録

【学級担任日誌】
記載者  :森下明文
所属   :静岡県立安久中学校
     :学校運営委員
担当学級 :2年2組
授業年月日:10月20日(木曜日)
出席生徒数:26名
欠席生徒数:なし
早退生徒数:なし
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特記要項:学校運営委員より、複数の重要な報告を受け取った。

感想等:今日は学校運営委員より、複数の報告があった。一つ目は、1年生の寺西先生に”健康診断”を受けさせる旨が正式に決定した事だ。寺西先生においては、これまでに数多くの危険な言動が見られ、その動きは私も以前から懸念していた。寺西先生の危険な言動は学校だけでなく、本人にとっても非常によろしくないもので、今回こうして寺西先生のための決定が下されたことは、非常にうれしい限りだ。これで寺西先生もこの学校の素晴らしさを実感し、運営委員によって自分たちの幸せは守られているのだと気づいてくれることだろう。
二つ目の報告は、実験によって体が溶けてしまった生徒の後処理に関してだ。前期の時、男子トイレに放置されていた正体不明の物体は、明らかに校内行方不明者のそれであった。どうやらあれは、死後の肉体を効率的に溶解させる金属薬剤を実験的に使用したもののうまくいかず、あのような状態になってしまったのだという。
ただ、実験上は失敗だったものの、結果的には得られたものの方が大きかったらしい。というのは、あの実験から得られたデータをもとに金属薬剤の再組成を行うことができ、その結果死体の後処理において非常に有効性の高い性質を有する薬剤が精製されたとの事。当該薬剤は極めて速いスピードで死体中の腐細胞を分解し、液体とすることができる。他の生徒の肉体ですでに実験済みであるとの話だ。ただ、生きた人間の体に塗付した際にどのような薬効が現れるのかはまだ分からないとの事で、今後実験を行う予定であるとの事。