静岡県立安久中学校にて行われた実験の記録

【学級担任日誌】
記載者  :森下明文
所属   :静岡県立安久中学校
     :学校運営委員
担当学級 :2年2組
授業年月日:10月19日(水曜日)
出席生徒数:26名
欠席生徒数:なし
早退生徒数:なし
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特記要項:中間テストの正式日程を生徒たちに提示。テストの範囲も再確認を行った。朝の授業前、保健委員の大久保が私に泣きついてきたため、対応にやや苦慮した。

感想等:テストの一週間前となり、最終的に決定したテスト日程を生徒たちに提示した。各教科のテスト範囲も最終決定がされ、併せて掲示板に張り出しを行った。近頃の生徒たちにおいては、非常に集中して勉強に取り組んでいる姿勢か感じられ、大変に頼もしい限り。きっとテストにおいても良い結果を見せてくれることだろう。
そんな中、今日の朝方にちょっとした出来事があった。保健委員の大久保が私の元を訪れ、「学級委員の事を助けてほしい」と言って泣きついてきたのだ。私はそんな大久保の姿をこれまで見たことがなかったので、非常に驚いた。思い返してみれば、二人は前期の時から非常に仲が良さそうな雰囲気であったので、金田が別室で授業を受けることになったという事実を前にして、彼女は大きな不安を抱いてしまっているのだろう。そのため私は彼女に向けて、「金田は前よりも素敵な委員になって帰ってくるから、心配はいらないよ」と笑顔で伝えた。大久保が不安を抱く必要など全くないとも伝えた。これで彼女も安心してこのことを受け入れてくれるかと思っていたのだが、むしろそれまで以上に悲しそうな表情にさせてしまい、彼女はそのまま私の前から姿を消していってしまった。私が教員として至らないばかりに、彼女の抱く不安を払拭させられなかったことは残念だが、性格が修正された金田は間違いなく以前よりも魅力的になっていると思うので、その時は彼女も新しい金田の事を受け入れてくれることだろう。