君の放つアルテミスの矢が、僕の胸を貫いた

  【オリオンの物語④】

 盲目にされたオリオンは「東に進めば、太陽の光によって視力を回復するであろう」という神託に導かれます。
 そうして辿り着いた東の果て・オーケアノスで、暁の光によって目を治すことが出来ました。
 視界を取り戻したオリオンは、月の女神・アルテミスと運命の出会いをしたのです。
 お互いに、一目惚れでした。
 二人は愛し合うようになりました。

 アルテミスは純潔を守る女神です。
 そして、彼女には双子の弟アポロンがいました。オリオンの突然の登場に驚いたアポロンは、とても動揺してしまいました。

 ある日のことです。海辺を歩いていたアポロンは何者かが岸辺に向かって泳いでくるのを見つけました。その正体に、アポロンはあることを閃きます。
(以下、続く)

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