まさかこんなに上手くいくなんて。
そう思いながら、あたしは自分のスマホを取り出す。電話を掛ける先は、お父さん。少しコール音が流れると、「はい」と渋い声が答えてくれる。いつも通りのような感じの声色だけど、そこに喜びが滲んでいる気がした。いや、気がしただけじゃないだろう。
お父さんも、きっと喜んでくれている。
それはそうだろうなぁ。だって、これでやっとうまくいくんだもん。
「ん? あ、お父さん? うん、うまくいったよ。……ちょっと、時間が掛かっちゃったけど。これでようやくあそこの土地もちゃーんと再開発が進むね。うん、良かったよ。まさかあたしの近くに縁切り神社で有名な家の子が来るなんて思わないからさ。ラッキーだったかもね」
そう言って、電話を切る。
スマホのロック画面には、バターの溶けたパンケーキが映っていた。
そう思いながら、あたしは自分のスマホを取り出す。電話を掛ける先は、お父さん。少しコール音が流れると、「はい」と渋い声が答えてくれる。いつも通りのような感じの声色だけど、そこに喜びが滲んでいる気がした。いや、気がしただけじゃないだろう。
お父さんも、きっと喜んでくれている。
それはそうだろうなぁ。だって、これでやっとうまくいくんだもん。
「ん? あ、お父さん? うん、うまくいったよ。……ちょっと、時間が掛かっちゃったけど。これでようやくあそこの土地もちゃーんと再開発が進むね。うん、良かったよ。まさかあたしの近くに縁切り神社で有名な家の子が来るなんて思わないからさ。ラッキーだったかもね」
そう言って、電話を切る。
スマホのロック画面には、バターの溶けたパンケーキが映っていた。

