文字化け

「ごめん、ちょっとお手洗い」


「うん、待ってるね」


 今日は約束したカフェに来ている。とてもおしゃれだけど、どこか落ち着く雰囲気のあるカフェだ。


 今座っているのは窓辺の席だ。外は庭園のようになっていて春になると花がたくさん咲くらしい。

 始めて来たのだがすぐにお気に入りになった。


 庭園を眺めているとどこかから視線を感じる。ふと右奥の木を見ると「…あれ、?誰か、いる…」


 あ、女の子だ。迷い込んじゃったのかな、?


「ひッッ!」


 女の子の顔をよく見ると口元が吊り上がっていて、頭からは血が流れていた。



 違う!あの子生きてない…ッ!!




「助けてぇ…助けてぇ…」



 これって、うわさの女の子…なのッッ?



「ただいま〜」


「…どうしたの?顔色悪いよ」



「―――女の子がッッ!」



「あれ、?」



 いない…



「いないじゃん!気にしすぎなんだよ」



「絶対いたのに…!」



 早いとこスマホ買い替えなきゃ…