自分の好きなようにすることが正しいとは思わない。だって自分のことは嫌いになりがちだから。
でも嫌いなことだってちょっとは許せる。
夜、散歩をした時から一、二ヶ月は経ってた。
目を覚ますと空気は甘い匂いでいっぱいになる。
隣には彼の毛布だけぐちゃぐちゃになって置いてあった。
洗面台で歯を磨いてからキッチンに顔を出した。
「おはよう」
「おはよう。ごめん、昨日は遅くなり過ぎた」
「いいよ。また隣に来て」
そして彼がまたフライパンに目を向ける。
「何焼いてるの?」
隣から覗いた。
「フレンチトースト」
「やったぁ」
彼の目も細くなる。
「いただきます」
彼と向かい合って一口頬張る。
「美味しい?」
「うん。ありがとう」
「食べたいって言ってたから」
思わず笑い声が漏れる。
こうやって、誰かが自分のことを大切にしてくれる。それだけではなかなか許せないことはあった。親とか、友達とか。でも大切にされてるって分かると少しだけ自分もそして許してみようと思う。
それだけでよかった。
でも嫌いなことだってちょっとは許せる。
夜、散歩をした時から一、二ヶ月は経ってた。
目を覚ますと空気は甘い匂いでいっぱいになる。
隣には彼の毛布だけぐちゃぐちゃになって置いてあった。
洗面台で歯を磨いてからキッチンに顔を出した。
「おはよう」
「おはよう。ごめん、昨日は遅くなり過ぎた」
「いいよ。また隣に来て」
そして彼がまたフライパンに目を向ける。
「何焼いてるの?」
隣から覗いた。
「フレンチトースト」
「やったぁ」
彼の目も細くなる。
「いただきます」
彼と向かい合って一口頬張る。
「美味しい?」
「うん。ありがとう」
「食べたいって言ってたから」
思わず笑い声が漏れる。
こうやって、誰かが自分のことを大切にしてくれる。それだけではなかなか許せないことはあった。親とか、友達とか。でも大切にされてるって分かると少しだけ自分もそして許してみようと思う。
それだけでよかった。

