「好きです!」 放課後の校舎裏。 特に興味もなかった男子からの告白に 断る理由もないかと徒に「いいよ」と返してみる。 自慢できるし、今フリーだし? そんな私へ、 「ありがとう! こんな嬉しいことって、あるんだね」 緊張が解(と)けた顔で目尻を下げて笑う彼。 その瞬間、私の中で確かに何かが落ちる音がした。 『おとしおとされ』 ===============