「ひと粒ちょうだい!」 一串四粒三本入りのみたらし団子を食べていたら クラスメイトの彼女からいつものおねだり。 全部あげると言っても聞かず、 僕の手からぱくっと一番上の一粒だけを頬張り、 唇についたみたらしを舌の先で舐(な)め「ありがと」と去ってく。 今日も残されたのは三粒と、言えてない僕の想い。 『それってわざと?』 ===============