「ねぇまだ?」 「ん~もうちょい」 学校帰りにお決まりの猫スポットで足を止める僕ら。 しゃがむ彼女の足下にちょこんと佇む野良猫は 今日も耳の間を撫でられ満足気な顔をしている。 湧き上がる小さな嫉妬心。 「わっ、なに?」 「べつにー」 僕は彼女の頭をくしゃっと撫でた。 だってそいつ、オスなんだもん。 『vs 猫』 ===============