夕方の帰り道。 突然降りだした雨に私が困っていたら 仕方ないなって君は笑った。 大きくはないひとつの傘に二人で入って歩いていると 雨はすぐに止んでくる。 「もう傘いらないね」 少し遠くなった君の肩を残念だななんて思っていたら すっと目の前に手が差し出される。 「もう傘いらないから、手つなげるね」 『いたずらな通り雨』 ===============