君に伝えたい”好き”がある


部活がない日の帰り道。
途中の河原で自主練だ!って君だけが元気そうで。
ひたすらバットを手に素振りする姿を見ながら
いつも私は待ちぼうけ。
帰り際、拗ねる私へ君は見ててと言って
手にしたボールを高く投げ上げる。
それを追って紅掛けの空を見上げると、
頬に優しく君の唇が触れた。
「お礼。なんてな」


『自主練のお礼』

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