学校までの朝の道。 隣を歩く幼馴染の髪では 淡い色のリボンの端がひらりと揺れている。 ある日突然現れたそれは僕の好きな色ではなかった。 そのリボンが結ばれる日、 彼女は普段と違う色つきリップを塗っている。 むしゃくしゃして端を引っ張ってやった。 「なに? え、解(ほど)けたじゃん」 「別に。緩んでたから」 『僕色じゃないリボン』 ===============