「ねえ、人と話すときは、目をそらさないでよ!」とあすかは、大輝に言った。

「本当、なんかあったの?」としのぶ。



まさか、エッチな夢を見て、夢精した」とは、言えない大輝。かといって、幼馴染を裏切ったような気がしてる、目をそらしていた。



はるかが、そばに来ていた。

「大輝君、今夜うちに来てくれる?」

大輝の頭にガンときた。まるで、夢の続きの様である。



「あたしたちも、行っていい?」とあすかとしのぶ。

「大歓迎よ」とはるか。

少し、がっかりした大輝だった。



「大輝のすけべ!」あすかが、なじった。

「2人きりになって、何するつもりだったの」

マジで、こいつは、人の心を、読むのが上手い。」と大輝は、さとられた。



放課後に4人で、はるかの家に向かった。

それは、高級なマンションの一室だった。



さすが、お金を稼ぐ仕事を、しているだけあって、想像を超えていた。



「このマンションの借り賃だけで、

家一軒建てられるじゃないの?」とあすか。



4LDKの住まい。両親は、海外にいる。

大輝は、呼ばれた理由を考えていた。



すると、そこへ、外国人と思われる女の子が現れた。

「彼女の名前は、メアリー インスコット ホームズです。今度、私たちの学校に編入します。」

同じ年にしては、幼く見える顔立ちである。



「こんにちは、私は、イギリスより日本に来ました。よろしくお願いします。」とメアリー。



「趣味は、日本のコスプレです。」

そういえば、洋服が、少し違う。金髪は、本物だ。



「この子は、カタコトの日本語しか喋れないの。

それで、日本にいる間、慣れるまで、お世話して欲しいの!」とはるか。



「わかった。任せておけ!」と大輝。

あすかとしのぶも協力することを、約束した。



君は、ネバーランドの夢を見る。