「まぁーお!おっはよ〜⭐️」
ポンポンポンとわたしーー緒花は親友ーー茉央の肩を叩く。
「うわっ⁉︎びっくりした〜🫢もう、いきなりすぎるってw」
茉央がめっちゃ驚く。
ふふふ😏ふふふふふ🙃
「…なんなのそのふふふって。あ、そーえば、おはよ。」
あ、これ、笑いが漏れてた系?
たまにわたしは声に出して変な笑い(ふふふ笑い)をすることがある。
ま、小さい頃からそんな感じだったから、コンプレックスでもなんでもないんだけどね。
ふと視界に華崎中等部の宿題連絡帳(しゅくれん)が目に入る。
「あ、やば。宿題忘れてた⭐️」
「え。また?最近緒花どうしたの?」
そ、わたしは最近新しい術を習得した!
それは…《宿題をわざとやらずに、茉央に見せてもらう!》の術〜✨
(みんなはやっちゃだめ!)
茉央は勉強が大得意で、ちょっとむかつくけど、全国模試は全国10位以内に入っているらしい。しかも茉央は、友達のためならなんでもやるような人だから、こう言えば毎回見せてもらえる!
ふふふ🙃ふふふふふ😏
すると、茉央はめちゃ驚いたような顔で、
「あ、キョウハワタシ、シュクダイヤッタケドイエニオイテキチャッター💦」
って言った。
ぐぬぬ…なぜバレた。だって茉央は宿題なんて置いてこないから、絶対わたしの悪巧みわかってた!
茉央も成長したな…😥
そんなとき、わたしの前に人影が現れる。
「え、誰…」
容姿端麗で、少し意地の悪そうな目つきをしている。
「あ、ちっさ。」
どうやら茉央は知ってるみたい。納得したような表情でいる。
「茉央、緒花は茉央を使って悪巧みしてるんだよ。友達辞めたら?」
ちっさ(?)はなぜか早々にわたしの悪口を言う。
ひどい…😔なんでそんなこと言うの…?
茉央は苦笑いを浮かべる。
「ちょっと知沙…言い過ぎだって。」
「そうかな?別に普通だけど。ま、ごめん。」
ちっさがどっかにいった。
「ねえ…あの人誰。」
わたしが茉央に聞くと、彼女が驚く。え、何。
「ちっさのこと知らないの…⁉︎熊谷知沙だよ!」
「くまがや…ちさ…?」
え、誰それ。
「小学校の時のバスケ部の部長で超有名だよ⁉︎反抗したら…😨」
「え、そんなに怖いの?」
「そうそう。緒花も気をつけないと。ガチで。」
へぇ…確かに、さっき私の悪口言ってたからな…
あ。宿題早く移さないと。ヤバイヤバイ
「…で、宿題の話なんだけどー…」
「あっ!私用事あるの!ごめんね緒花〜」
すたすたすたと茉央が行ってしまう。

…くぅ。
なんで〜😢茉央ひっどーい(T . T)

キーンコーンカーンコーン

「あ、オワタ」
完全に今日は調子乗ってやらかしちゃった…😥
先生に怒られるって…(T . T)