あの、私の話を明日には忘れてくれませんか?

ランクイン履歴

総合36位(2025/02/24)

青春・恋愛17位(2025/02/26)

青春・恋愛

海咲雪/著
あの、私の話を明日には忘れてくれませんか?
作品番号
1745192
最終更新
2025/02/26
総文字数
8,417
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
10
ランクイン履歴

総合36位(2025/02/24)

青春・恋愛17位(2025/02/26)

クラスでは無口で静かなのに、実はとってもおしゃべりな女の子
 ×
優等生で礼儀正しいのに、実は言葉遣いが悪すぎる男の子



その日、初めて私は君と話した。

というか、話しかけられた。


「超絶うるせぇ……こっちは眠いんだけど。クラスとキャラ違いすぎだろ」


「えっと……こっちのセリフです……」


出会いが最悪だからこそ、その後気兼ねなく話せることもある。


「言葉が怖いの」


「相手が傷つく言葉が何かなんて誰にもわからないんだよ。人それぞれだし」


そんなに簡単じゃない。言葉は人を傷つける。


「俺は吉野の話なんかどうでもいい。明日には忘れる話がほとんどだし」


案外、人はそんな言葉に救われる。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

感想を失礼いたします。

なんと素敵なギャップなんでしょう……!!妹への電話ではおしゃべりが止まらないヒロインも、突然結構きつい言葉で割り込んでくるヒーローも、本当に魅力的です!
そして、どんな言葉がその人を傷つけてしまうか予想ができずに、言葉を発することを恐れてしまう気持ちにとても共感できました。でも、その一方で、言葉は人を救う力も持っている。そんな「言葉」自体の「ギャップ」も織り込まれていて、とても面白く、最後まで一気読みしてしまいました!

素敵な作品をありがとうございました。

泉紫織さん
2025/02/10 19:50

この作品のひとこと感想

すべての感想数:8

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