こちらの画像を見てもらいたい

これは風船のように膨らんだ、通称「風船人間」と呼ばれるものだ。
あなたはこれをどう見るか？

みなさんは「空気嚥下症（呑気症）」をご存じでしょうか。これは歯の嚙み合わせも原因としてはあるが、主な原因としては不安やストレスから発生する症状である。大量に空気を吞み込み、それにより胃や食道や腸に空気が溜まってしまう。ゲップや腹部膨満感（お腹の張）、ガスなどだけでなく、胸焼けや上腹部痛などが起きてしまう。場合によっては逆流性食道炎にもつながるので決して無視できるものではない。「ストレス」によって発生する「空気嚥下症（呑気症）」はどこか「風船人間」と近しいと私は感じる。こういう症状を知ると「風船人間」というのもただの絵空事とはとても思えないのではないだろうか。

　ただ怖がらなくても良い。何故ならこれは人間がそうでありたいからそのように姿を変えたことなのだ。ただの「病気」や「変化」ではない。私はこれを「進化」だと考えています。

　彼ら「風船人間」は大空を自由に漂っているそうです。先ほどの画像はおそらくこれから飛ぼうとしているのだろう自由を求めて。そして地上で暮らす私たちをどこか見下し勝ち誇っているのかもしれません。風に吹かれ流され彼らは生きているのでしょう。
ただ、これはほんの一部の「進化」であると私は考える。今こうしている間にも様々な「ストレス」により私たちの身体は耐えうる丈夫な身体として「進化」しようとしているのではないだろうか。