あなたは心の門を開閉できるようになりました。
 賢明な皆さんは「まだ片方しか試してないぞ!」と思ったことでしょう。
 しかしご安心ください。
 心の門はまさに表裏一体。
 同じ要領で開閉できるのです。
 ですから焦らず続きをお読みください。

 セルフ除霊術において、霊との対話は最も危険なステップです。
 失敗すれば取り返しの付かない事態に陥ることもあります。
 もちろんこのコラムに従って実践すれば、そういった恐ろしい展開を防げます。
 霊と対話し、あなたの内側から追い出してみましょう。

 まず霊が嫌がるものを準備します。
 具体的には塩と数珠です。
 他にもたくさんありますが、特に用意しやすい二つを今回使います。

 数珠を右手に着けて、小皿に塩を持って目の前に置きます。
 そこまで準備を整えたら、自分の周りにテープで円を作ってから中心に正座してください。
 塩の隣に火の点いた蠟燭があれば尚良いですが、必須ではありません。

 あとは簡単です。
 塩を見つめながら、ひたすら「断る」と言い続けてください。
 対話と言いましたが、断固として拒むのがポイントです。
 何か聞こえても耳を貸してはいけません。
 霊はあなたの心の隙を狙います。
 一切合切を拒絶する意志を明確にしましょう。
 塩が濁ったように変色する、或いは蝋燭の火が消えれば対話終了です。