感想ノート
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碓氷澪夜 2024/12/22 23:14
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はじめまして。
同じ賞にエントリーしているライバルとしてどんな作品なんだろうと興味に駆られ読ませていただきました。
自分は親の反対を押し切って小説を書いている立場なので紬という登場人物にはすごく感情移入できました。
母親とのケンカがリアルだなとも想いました。
まだ私は親に今も小説を書いていることもエントリーしたことも明かしていません。
何かしら結果を残せた時には明かすつもりですが、
「まだ書いてたの!?」って面くらわれそうです笑
キャラクター達のやりとりについ吹き出してしまうこともあり、楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。
霞祈莉花 2024/11/07 07:49
はじめまして!
読んでくださってありがとうございます……!
紬に共感していただけて嬉しいです。紬に似た境遇で小説を書き続けていること、すごく尊敬します……!
いつか秘密を明かすときに、びっくりした後一緒に喜んでもらえたら幸せですね!
素敵な感想ありがとうございました!作者からの返信 2024/11/07 12:49
感想ノート、失礼します。
簡潔に言うと、めちゃくちゃ好きでした!!
なつさんの物語の中で、断トツかもしれないです。
真島くんの闇から抜けない苦しさ、紗枝の存在と紗枝の思い、朝日さんとの微笑ましいやり取り、全部が物語に引き込むきっかけとなっていました。
特に、紗枝と朝日さんのやり取り、そして朝日親子のやり取り。
紗枝からは、高校生のリアリティある“好き”を感じました。
本当に相手が大切で、そばにいてほしいという愛ではなく、憧れの存在でいてほしいという、恋。
決してそれが間違っているとは思いません。
それも“好き”の形ですから。
だけど、どうしても、恋は続かない。
この物語の中でもありましたが、それは理想の押しつけになりかねないから。
それがとてもリアルだなと感じました。
そして、朝日母娘。
夢を追う覚悟を決めている紬と、現実を知っているお母さん。
小説を書いている身として、すごく刺さるものがあったのですが、そこよりも、それを見ていた真島くんの心境が印象的でした。
たしかに朝日さんに救われていたし、前を向いていたけれど、砂浜に隠れたガラスのように、ふとしたときに心に刺さる、傷。
そこに気付いた瞬間が、彼が本当に過去と向き合った瞬間なんだな、と思いました。
想いを伝え合った二人のやり取りは、ただただ微笑ましかったです!
いつまでも見ていたい……
いつか、SSで構わないので、未来のお話とか読んでみたいです!
素敵な物語を、ありがとうございました!