
- 作品番号
- 1725694
- 最終更新
- 2024/06/01
- 総文字数
- 9,793
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 8
- ランクイン履歴
-
総合63位(2024/06/04)
青春・恋愛24位(2024/06/01)
- あらすじ
- 中学二年生の今村朝陽(いまむらあさひ)は、日本人に見られない浅黒い肌の自分を、コンプレックスに思っていた。
そんなある日のこと、偶然出会った髪も肌も真っ白な男の子を助けたら、同じクラスに転入してきた同級生だった。『アルビノ』である彼――アオイは、芯が強くて明るくて。友達になることで、抱えていたコンプレックスが飛んでいく。そんなお話です。
この作品のレビュー
生まれや体質、自分の力ではどうしようもないことがあります。
それでも前を向くアサヒ、そしてアサヒのおかげで前を向けるようになったアオイの友情には胸がいっぱいになります!
そんな二人の友情を見守ってみてはいかがでしょうか!
アサヒくんとアオイくん、共に見た目に特徴がある中学生。
2人が知り合うキッカケから、お互いに『似てる』と思い仲良くなる過程......ワクワクとお話に引き込まれました。
学園のアイドル、リクくんにも注目。
とある騒動の後の、「言葉の暴力はいいんすか?」と、アサヒくんとアオイくんのお母さんの言葉は必見。
胸がスカッとしますよ!
『リバーシ』な2人の未来が、どこまでもいつまでも、輝く事を願いたくなる、素敵なお話です♪
この作品の感想ノート
感想ノート、失礼します。
とても眩しい青春物語だと感じました。
不審に隠すことしかできない容姿というのは、周りと違えばそれだけでなにかしらのターゲットになってしまう。
からかいの的だったり、下手すればイジメの的になったり。
本人が気にしていることに拍車をかけて周りが騒いでしまうから、どんどん自分を嫌いになってしまうところを、出会いによってお互いに笑顔で前に進んでいく。
とても素敵な関係だと思いました。
やっぱり、あさひくんがアオイをかばったあのシーンは、グッときますね。
特に言葉が。
青春物語の中で出てくるからこそ、考えさせられる気がします。
彼らには、これからも笑顔でいてほしいですね。
素敵な物語を、ありがとうございました!
見た目が人と違う、というだけで差別意識を持ってしまうのは、いくつになっても一緒なんですよね。
学生の時は、さらに謙虚で……。
病気でそうなってしまった、というのに奇異の目で見られているのを、私も傍で見ていたので、リクのさり気ないアシストにナイス!と思ってしまいました。
仮に自分がそうじゃなくても、何かできることがあるんだ、という意味でも良かったです。
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