感想ノート

TRUE LOVEを歌って 青波なつ/著

  • 身内と言えど、関わりが薄ければ、先が長くないと聞いてもどう反応すればいいのかわからない。
    そんなリアリティある距離感で、一気に物語の世界観に引き込まれました。
    そんな美優がタイムスリップをし、叔父さんのことを知っていくというのは、発想が新しいなと思いました。
    彼のことを知り、彼ともっと話したいと望む。
    物語だからこそできる展開ですよね。
    現実ではそうはいかない。
    だからこそ、身近な人ともっとちゃんと会話をしようと思いました。
    相手のことを知って、相手を思う。
    ネットが当たり前な時代になってしまった今、人との関わりをより大切にしたいなと感じました。
    素敵な物語を、ありがとうございました。

    碓氷澪夜 2024/03/18 22:16

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